早押しクイズで学ぶ新しい学習体験「はやべん」
最近、学習方法に新しい風が吹いています。その名も「はやべん」。これは、株式会社CHARCOAL STARTERが開発した早押しクイズ形式の学習ツールで、LINEみらい財団への提供を通じて多くの子どもたちに教育の楽しみを広げています。
LINEみらい財団とのコラボレーション
兵庫県神戸市に本社を置くいま-みらい塾の塾長、歌崎雅弘氏が指導するこのプロジェクトは、LINEの公式アカウント「新型肺炎休校サポート LINEみらい財団」を介して利用者が早押しクイズを通じて学ぶことが可能です。提供される問題数は約2万問で、特に算数・数学に特化しています。
「はやべん」が提供する学びの場
近年、教育現場では子どもたちに「生きる力」を育むことが重要視されていますが、依然として旧来の「ツメコミ」学習、つまり暗記に終始しているのが実情です。また、暗記が単調であるがゆえに学習への動機が薄れる傾向があります。「はやべん」はこの問題を解決すべく開発され、学習効率を最大化することを目指しています。
このツールは、記憶を定着させるためにゲーム感覚で楽しみながら、クイズ形式で学ぶことを可能にし、飽きることなく学習に取り組むことができます。つまり、暗記を単なる作業としてではなく、挑戦する楽しさに変えることができるのです。
「はやべん」の魅力
1.
スピード感のある学び
ユーザーは「できるだけ速く答える」ことを楽しむ形で、お互いにスピードを競います。これにより、暗記学習が挑戦的なアクティビティとなり、より深く脳に定着しやすくなります。
2.
成果の見える化
クイズの結果がすぐにランキングとして表示されるため、自分の成長を確認しやすく、モチベーションを維持する助けとなります。特に、暗記の成果が一目でわからないことが多い中、ランキング形式は非常に効果的です。
3.
LINEポイントでのインセンティブ
参加者はランキングに応じてLINEポイントを獲得することができるため、学習の楽しさがさらに増します。さらに、間違えた問題だけを復習する「復習モード」でもランキングが表示され、これを活用することで学びを深めることが可能です。
開発背景と今後の展望
「はやべん」の導入の背景には、LINEによる手軽さだけではなく、早押しクイズ形式が記憶定着に寄与するという点が評価されています。実際、株式会社学研ホールディングスが提供する「LINEで英語学習」にもこのシステムが採用されるなど、その効果が広く認められています。教育現場の休校が続く今、LINEみらい財団との協働によって、多くの子どもたちに効果的な学びを提供することが一層重要視されています。
アクセスと料金
「はやべん」は月額780円(税込)で提供され、最新のiOS及びAndroid OSに対応しています。あらゆる学年、教科に対応しているため、誰でも利用可以です。詳細は公式サイトをチェックすることができます。(
はやべん商品説明ページ)
最後に
「はやべん」は、子どもたちが楽しく学びながら記憶を定着させる新しい学習ツールとして、教育の未来を拓こうとしています。LINEというプラットフォームを通じて、もっと多くの若者にこの学びの機会が広がることを期待しましょう。