社宅管理のDX化を目指す「借上くん」と「TORUS+」の連携
最近、企業の従業員満足度を高めるための福利厚生として社宅制度が見直されています。こうした流れの中、株式会社宇部情報システムは社宅管理システム「借上くん」に新たに「TORUS+」との連携機能を追加しました。この連携により、物件手配から契約管理まで一貫したサービス提供が可能となり、業務の効率化やコスト削減が期待されています。
背景にある人材獲得競争
近年、企業間の人材獲得競争は激化しています。優秀な人材を確保するために、従業員に対して魅力的な福利厚生を提供することが求められています。その一環として、多くの企業が社宅制度を導入していますが、物件手配や契約手続きなど多くの業務が発生するため、その負担は少なくありません。
宇部情報システムの調査によると、社宅管理において特に負担になる業務は物件手配や契約手続きであることが分かりました。これらの業務は、従業員や仲介会社とのコミュニケーションが多く、情報の入力や管理に時間と手間がかかるためミスが起こりがちです。このため、業務の効率化と正確性の向上が必要とされています。
「借上くん」と「TORUS+」の連携によるメリット
新たに実装された「TORUS+」は、社宅管理の申請から仲介会社とのやり取り、契約データの管理までを一元的に行えるシステムです。具体的には、従業員からの申請が承認されると自動的に仲介会社に情報が伝達され、物件紹介が始まります。そして、契約条件や契約書の確認もウェブ上で完結するため、業務の効率化が図れます。
さらに、企業は仲介会社が入力した契約データを「借上くん」にダウンロードし、そのまま管理することが可能になります。このプロセスにより、手作業でのデータ入力が大幅に削減され、ミスのリスクも軽減されます。
「借上くん」による社宅管理の革新
「借上くん」は、社宅管理業務に必要なすべてのデータを統合的に管理できるシステムとして、多くの企業に選ばれています。入居手続きや契約、月々の家賃支払いや給与からの引き落とし、さらには退去時の処理に至るまで、幅広い機能を持っています。
具体的には、年間940時間もかかっていた業務を約92%削減し、たった72時間で完結させることに成功しています。また、月次処理にかかる時間も従来は3日間必要でしたが、ボタンクリック数回で済ませられるようになり、オペレーションミスや属人化問題の解消にもつながっています。
株式会社宇部情報システムについて
株式会社宇部情報システムは、お客様の様々なビジネスシーンにおける業務および管理上の課題を解決するための提案から、実際のシステム開発・運用までを一貫して行う企業です。従来の技術を基盤にしながらも、新たな技術を積極的に取り入れた高付加価値のソリューションを提供しています。
社宅管理の負担を軽減するために、「借上くん」は今後も進化を続けていくでしょう。詳細やデモのリクエストは
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