ARで海辺の安全を
2025-07-17 13:50:20

海辺の安全をARで見える化する『Water Safety eye』全国展開開始

海辺の安全を可視化する新技術『Water Safety eye』



近年、海辺での事故が多発しており、特に離岸流に関する危険が注目されています。その中で、公益財団法人日本ライフセービング協会(JLA)は、最新のAR技術を活用したWebアプリケーション『Water Safety eye』の全国展開を発表しました。このアプリは、海辺の危険状況をリアルタイムで確認できる新たなツールです。

【背景】


日本ライフセービング協会は、海での事故防止を目的とした「海辺のみまもりシステム」を既に運用しており、AIカメラが離岸流の発生を自動で検知し、ライフセーバーのスマートウォッチに通知します。このシステムは、利用者が海での危険に対処できるよう情報を提供しますが、これまでの方法では情報が定点画像に依存していたため、広い海岸や初めて訪れる場所では危険を認識しにくいという課題がありました。

そこで、AR技術を使って、ユーザーがスマートフォンのカメラを海にかざすことで、危険な場所や利用状況を視覚的に理解できる『Water Safety eye』が誕生しました。2025年7月には、鎌倉市の由比ガ浜海水浴場や沖縄県の離島でもテスト運用が開始される予定です。

【アプリの特徴】


このWebアプリケーションは、ARを利用することで、海岸での急深さや離岸流の発生を視覚的に示します。また、トイレや遊泳区域、避難路などの利用可能な施設もマッピングされています。特に、「海辺のみまもりシステム」が導入されている海岸では、リアルタイムで検知された離岸流の情報がアプリ上に反映されます。

このように、AIとARを組み合わせることで、海辺の事故防止に向けた新たな試みが世界で初めて実現されることになります。ユーザーは、危険を事前に認識し、適切な行動をとることができるようになるのです。

【アプリの利用方法】


『Water Safety eye』の使用は非常に簡単です。以下の3つの方法からアクセスできます。
1. QRコードをスキャンしてWebアプリケーションにアクセス。
2. スマートフォンのブラウザに直接URLを入力してアクセス
https://water-safety-eye.com/
3. スマートフォンアプリの「Water Safety アプリ」をダウンロードし、利用
AppleStore
Google Playストア

【キャンペーン情報】


また、公益財団法人日本ライフセービング協会は、6月15日から8月31日までの期間に「WATER SAFETY キャンペーン」を実施しています。この期間中に、海辺の安全利用に関する情報が全国に広がり、多くの人々に海の安全への関心を高めてもらうことを期待しています。詳しい情報は日本ライフセービング協会の公式サイトで確認できます。

日本ライフセービング協会公式ホームページ

このように、新たに導入された『Water Safety eye』アプリは、海辺の安全を守る重要なツールとして、全国の海岸地帯での活用が期待されています。私たち自身も、事故を未然に防ぐための情報を積極的に取り入れていきたいですね。


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会社情報

会社名
公益財団法人日本ライフセービング協会
住所
東京都港区海岸2-1-16鈴与浜松町ビル7階
電話番号
03-6381-7597

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