New Relic、ノーコードAIエージェントでオブザーバビリティを革新する新プラットフォームを発表
New Relicが新たに発表したAIエージェントプラットフォーム
デジタルビジネス分野でのオブザーバビリティプラットフォームを展開するNew Relicが、最新のエンタープライズ向けソリューション「Agentic Platform」を発表しました。このプラットフォームにより、AIエージェントの構築から運用までをノーコードで実現し、オペレーション業務の効率化を図ります。
ノーコードでAIエージェント構築の新時代へ
特に注目されるのが、直感的なノーコードビルダー機能です。これにより、SRE(Site Reliability Engineering)やOpsチームに属する専門家は、自らの知識を活かして簡単にAIエージェントを構築することが可能となります。手作業から解放されることで、インシデント解決の迅速化や運用レジリエンスの向上が期待され、業務の生産性が飛躍的に向上するでしょう。
近年、アプリケーションの複雑性が増し、従来のルールベースの自動化システムでは対応できない場面が多くなっていました。実際、多くのエンジニアが業務時間の33%をトラブル対応に費やしており、本来のイノベーションに割く時間が失われています。このような背景から、エージェンティックAIの導入が急務となっています。
Gartnerによれば、2026年までにエンタープライズアプリケーションの40%にAIエージェントが搭載される見込みです。その一方で、専門的知識やリソースの不足が課題となっており、多様なタスクをスケールさせるための試行錯誤が求められています。
効率的な運用の実現に向けた転換点
New RelicのAgentic Platformは、この運用効率を大きく変革する可能性を秘めています。特に、エンタープライズ環境向けに設計されたこのプラットフォームは、オペレーションのアプローチを「事後対応型から能動的なタスク実行」へとシフトします。これにより、企業は迅速かつ安定的に運用業務を遂行できるようになるのです。
具体的な機能としては、ノーコードエージェントビルダー、標準搭載のエージェント、動的エージェントランタイム、統合AIオーケストレーションなどが挙げられます。ビジュアル化されたワークフロー設計が可能なドラッグアンドドロップ式のビルダーは、専門家の知見を取り込むことによって即座に業務に貢献します。そうした中でも、業務の複雑性に応じてエージェントは自動的に動的なロジックを用い、未体験の障害にも対応できます。
さらに、Agentic Platformは、安全性を考慮したModel Context Protocol(MCP)に対応し、入念なロールベースアクセスコントロール(RBAC)機能を実装しているため、企業向けの強固なガバナンス環境が整っています。内蔵された評価エンジンがエージェントのパフォーマンスを継続的にテストすることで、信頼性を高める仕組みも整備されています。
エキスパートの意見
IDCのグループバイスプレジデントであるStephen Elliot氏は、「エージェンティックAIは経営の重要課題に浮上しており、自律的な自動化は企業にとって転機となるでしょう。堅牢なガバナンスが伴うことで、エージェントの効果的な導入が可能になります」と述べています。
New Relicの最高製品責任者Brian Emerson氏も、「私たちは企業がエージェンティックAIを導入する過程で直面する課題を軽減し、自信を持ってカスタムエージェントを構築できるよう支援します」と語っています。
Agentic Platformの導入状況
現在、Agentic PlatformはNew Relicインテリジェントオブザーバビリティプラットフォームの一部として、プレビュー版として利用可能です。顧客はこの新しい試みを通じて業務の効率化を図ることが期待されています。
企業は、デジタルビジネスの変革を進める中で、Agentic Platformがもたらす顕著な効果を体感することでしょう。将来的には、より多くの企業がこのプラットフォームを導入し、AIエージェントによる自律的な運用が当たり前となっていくことが見込まれています。
会社情報
- 会社名
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New Relic株式会社
- 住所
- 東京都中央区八重洲2丁目2番1号東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー7階
- 電話番号
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03-4577-9065