書籍『努力の地図』が即重版決定
株式会社クロスメディア・パブリッシングが新刊『努力の地図』の第2刷を実施しました。発売からわずか一週間での重版は、その内容と読者の関心の高さを物語っています。本書は「努力は本当に報われるのか?」というテーマに対し、著者の荒木博行氏が構造化思考を用いて解答を導き出します。
努力の4階層で迷いを解消
多くの人々が「努力しているか否か」で意見が食い違う背景には、彼らが話す努力の意味が異なっていることが挙げられます。本書では努力を「量」「質」「設計」「選択」の4つの階層に分けています。これにより、読者は自分の努力の位置を把握し、「なぜ自分の努力が報われないのか?」という疑問に対する手掛かりが得られます。
報酬の2×2マトリクスでの新たな視点
「努力が報われない」と感じる理由の一つは、努力に対しての「報酬」を狭く捉えているからです。本書では、報酬を「目標との距離」と「時間」の2軸で4つに分け、分かりやすく解説しています。この枠組みを通じて、さまざまな報酬の存在に気づくことができるでしょう。
9つの努力神話で自己分析
本書では、努力と報酬を結ぶ「中間プロセス」を9つの神話に分類しています。「自動販売機型」「ガチャガチャ型」など、異なる神話はそれぞれ特徴や副作用を持ちます。『スラムダンク』や『ドラえもん』の例を交え、読者が自身の思考を客観視できるようになっています。
誰にでもお勧めしたい
本書は、努力しているのに成果が出ない人や、「努力は必ず報われる」と疑問に思う人に特におすすめです。部下や後輩の評価に迷う管理職や、人生の目標を見直したいと思っている全ての方にも役立つ内容が詰まっています。
本書の構成
1.
はじめに: 「努力」の先に「報い」はあるのか?
2.
第1章: 「努力」を構造化する
3.
第2章: 「報酬」を類型化する
4.
第3章: 「神話」を可視化する
5.
第4章: 「認知」を多様化する
6.
おわりに: 「努力の地図」を頼りに自分の旅路を考えよう
特別イベントの開催
この書籍刊行を記念して、2025年6月30日(月)に青山ブックセンターにて特別イベントが開催されます。著者の荒木博行氏とラグビー元日本代表の野澤武史氏が対談し、「努力とは何か?」を通じて新たな視点を探ります。具体的には、報われる努力とそうでない努力の違いや、「正しい努力」について深い議論が展開されます。この90分は、自身の努力を見つめ直す貴重な時間になることでしょう。
日程: 2025年6月30日
時間: 19:00〜20:30
場所: 本店大教室
料金: 1,650円(税込)
定員: 100名
お申し込み:
こちらから
著者について
荒木博行氏は、株式会社学びデザインの代表取締役であり、武蔵野大学の教授です。財界における豊富な経験を背景に、数々の著作を持ち、多方面での活動を行っています。本書もその一環として、多くの人に新しい考えを提供しています。
書籍情報
- - タイトル: 努力の地図
- - 著者: 荒木博行
- - 価格: 1,738円(税込)
- - ページ数: 240
- - ISBN: 978-4-295-41100-0
- - 発行元: 株式会社クロスメディア・パブリッシング
- - 発売日: 2025年5月30日
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