日韓出版人交流プログラムがオンラインで開幕
2021年に開催される『日韓出版人交流プログラム』がオンライン形式で行われることが発表されました。このプログラムは、文化交流を通じて日本と韓国の出版業界の繋がりを深めることを目的としています。特に韓国文学に対する関心が高まる中、その背後にある出版事情に触れる貴重な機会となるでしょう。
プログラムの特色
出版という仕事は、単に本を作るだけでなく、言葉や文字を通じて異なる文化や価値観を伝える重要な役割を果たしています。そのため、この交流プログラムでは、韓国の出版関係者からの話を通じて、出版に対する新たな視点を得られることが期待されています。全6回にわたり、スピーチや質疑応答を通じて、参加者は韓国の出版の動向やトレンドについて深く掘り下げて学ぶことが可能です。
プログラム概要
- - 日程:2021年4月から11月にかけて、毎月開催
- - 進行方法:Zoomを使用したオンライン会議
- - 参加費:1回券1500円、全6回通し券5000円(第5回、第6回は無料)
- - 定員:各回30名
各回の詳細
第1回:韓国出版トレンド
- - 日程:2021年4月23日(金)
- - スピーカー:出版評論家チャン・ウンス
コロナ以降の韓国出版の変化や、オーディオブックやウェブ小説など新しい出版形態についての話を聞くことができます。
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第2回:文芸編集者に聞く
- - 日程:2021年5月21日(金)
- - スピーカー:出版社文学トンネ編集者カン・ユジョン
文芸編集者の役割や、作家との共同作業のプロセスについて詳しく解説されます。
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第3回:人文書編集者に聞く
- - 日程:2021年6月25日(金)
- - スピーカー:UU出版社代表チョ・ソンウン
著者の発掘に関する独自の手法を知ることができる貴重なセッションです。
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第4回:絵本編集者に聞く
- - 日程:2021年7月16日(金)
- - スピーカー:ウ・ジヨン編集長
20年の経験を持つ絵本編集者が、絵本作りのノウハウや読者開拓の秘訣を伝授します。
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第5回:書店店主対談
- - 日程:2021年11月20日(土)
- - 対談者:パク・ジュヨン×竹田信弥
日本と韓国における書店経営のリアルについて対談形式でお話しします。
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第6回:文芸誌編集者対談
- - 日程:2021年11月21日(日)
- - 対談者:ソ・ヒョイン×坂上陽子
雑誌と単行本の制作における体験を分かち合い、現代の文芸誌の役割を考えます。
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まとめ
日韓出版人交流プログラムは、韓国文学や出版に興味を持つ方々にとって、特に貴重な学びの場となります。オンラインで参加できるため、全国どこからでも気軽に参加できるのも魅力です。この機会に、出版に関する新たな知識や視点を手に入れてみてはいかがでしょうか。