ブレイブソフト、大阪新拠点の開設に向けた動き
ブレイブソフト株式会社が2024年9月2日、大阪に初の営業拠点となる大阪事業所を開設します。新たな拠点は大阪・梅田の大阪駅前に位置し、関西エリアの営業体制を強化する狙いがあります。会社のビジョンである「明日を面白く」との結びつきの中、この新拠点での活動が期待されています。
大阪事業所設立の背景とは?
新型コロナウイルスの影響が徐々に和らぎ、イベント業界がリアルでの体験向上に向けて進んでいます。ブレイブソフトの提供する「eventos」は、オンライン・リアル・ハイブリッド形式のイベントを効率的に実施できるサービスとして、多くの支持を受けてきました。これまで7000件以上のイベントで利用され、累計350万人以上が体験しています。
関東圏での依頼が多かったこれまでの状況から、全国的にサービスの需要が高まり、特に大阪を中心とした関西圏でも多くの要望が寄せられているとのことです。2025年の大阪万博を前に、新たな拠点設立は評価されており、bravesoftは関西地域を支援する役割をさらに強化していくことを目指しています。
大阪事業所責任者による意気込み
大阪オフィスの責任者、石本有樹氏は約20年間にわたり大阪で様々な業界に携わってきました。東京オフィスでの経験を経た石本氏は、大阪の市場と東京との違い、そしてそれぞれのDX進行状況について深い洞察を持っています。「なぜ大阪にはこのようなIT企業が少ないのか?」と疑問を持ちながらも、本社並みの機能を持つ拠点を設立することで、大阪・関西地区のDX推進に貢献したいと考えています。
また、2024年の関西万博や2030年に開業予定のIR(統合型リゾート)など、大阪が今後益々注目される地域となる中、ブレイブソフトの力で街をさらに活性化したいという個人的な情熱も語っています。
bravesoftの提供するサービス
ブレイブソフトが展開する「eventos」は、オンラインイベントやリアルイベントに対応し、簡単にWEB・アプリの作成ができるDXサービスです。プログラミング知識がなくても、ブログ感覚でイベント情報の更新が可能です。具体的には、チケット申し込みや情報収集などイベント前に便利な機能を提供し、当日にはスケジュール確認や待ち時間チェック、イベント後にはアンケートや分析機能が充実しています。
特に、リアルタイムアンケート「Live!アンケート」は、シンプルなUIで、イベント運営者や参加者に使いやすい設計になっています。イベントやセミナー、ライブ配信で幅広く導入され、簡単に結果を得ることができるため、参加者からのフィードバックもスムーズです。
このように、ブレイブソフトはイベント業界のDXを支え、技術と創造力を駆使して新しい体験を生み出しています。新たに設立する大阪事業所は、これらの活動をさらに加速させる重要な拠点となるでしょう。
会社概要
ブレイブソフトは、初期スマートフォン時代からアプリ開発を手掛け、「Locipo」や「ボケて」などを含む多彩なタイトルを展開してきました。今後も日本全国のイベント運営に寄与し、関西エリアのデジタルシフトを進める役割を担っていくと考えられます。