株式会社FiNC Technologiesがグッピーズのヘルスケア事業を譲受
最近、株式会社FiNC Technologies(以下、FiNC)が株式会社メドレーの完全子会社である株式会社グッピーズからヘルスケア事業を譲受することについて合意に至ったというニュースが発表されました。この合意は、2025年の早い段階で正式に実行される予定です。
吸収分割の背景
FiNCは、労働安全衛生法に基づく従業員の健康管理をサポートする「FiNC for BUSINESS」というサービスを提供しており、現在400社以上の企業に導入されています。このサービスは、従業員の健康維持だけでなく、健康経営の推進に向けた強力なツールとなっています。さらに、近年の取り組みにより、2019年のHRテクノロジー大賞で「健康経営賞」を受賞したほか、2022年のHRチャレンジ大賞では「人材サービス優秀賞」を受賞しています。
一方、グッピーズは、医療・介護・福祉に特化した人材サービスを中心に、個人向けの健康管理アプリ「グッピーヘルスケア」も展開しています。これは、自治体や健診機関、健康保険組合など幅広い業種に活用されている重要なサービスです。
目指すべき新たな顧客価値
今回の吸収分割により、FiNCは顧客基盤の拡充を目指しています。特に、グッピーズが持つ健康管理アプリやその開発力を活かすことで、健康経営に関する知見を深め、よりシームレスなサービス提供が可能になると考えています。双方の企業が協力することで、企業のウエルビーング経営を推進し、働く全ての人々の健康を支える新たな価値創造が期待されます。
今後の展望
FiNCの代表取締役CEOである小泉泰郎氏は、今回の提携を受けて、お客様の心身の健康維持をお手伝いする企業として、同じ理念を持つ事業体との出会いに感謝の意を示しています。また、ウエルビーイング経営3.0を目指す企業に対し、さらなる良いサービスを提供できる体制を整えることができると確信しています。
対照的に、メドレーの代表取締役社長CEO、瀧口浩平氏は、グッピーズのヘルスケア事業がFiNCに託ければ、より大きな価値を生み出すことができると考えています。実際に今回の譲渡でFiNCがこれまで以上に成長の機会を得られることが期待されています。
会社概要
FiNC Technologiesは、予防ヘルスケアとAI(機械学習、生成AI)に特化したヘルステック企業として、健康領域の専門家とエンジニアが協力し、事業展開を行っています。今後も、国民の健康寿命を延ばし、より豊かで幸福な生活を背負うためのサービスを提供し続けることを目指しています。
詳細な情報は以下のサービスリンクから確認できます:
【会社概要】
- - 会社名: 株式会社FiNC Technologies
- - 所在地: 東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F
- - 設立: 2012年4月11日
- - 代表者: 小泉 泰郎
- - 従業員数: 49名(2025年1月1日現在)
今回の提携によって、両社がどのように成長し、さらに多くの顧客に価値を提供するのか、非常に楽しみです。