さいたま市、英語力1位
2019-12-18 23:16:17
さいたま市が英語力全国1位に至った教育改革の裏側とは
さいたま市が全国1位の英語力に!教育改革の成果
日本全体の英語力に関しては厳しい評価が下されている中、さいたま市がその状況を覆す存在に成長しました。2017年に発表されたETSのデータによれば、日本は170カ国中146位、スピーキング部門では最下位。このような背景の中、英語教育は急務とされてきました。
教育長の細田氏が導いた『グローバル・スタディ』
2020年春からの英語教育改革に備え、さいたま市教育長の細田真由美氏は、平成28年度より独自の教育改革プログラム「グローバル・スタディ」を立ち上げました。その結果、平成30年度の文部科学省の調査によると、さいたま市の中学3年生は全国平均に対して30ポイント以上の差をつけて全国1位を獲得しました。
イベントの概要と目的
今後の教育改革を見据え、細田氏が取り組んでいる「さいたま市のグローバル教育」に関する意見交換の座談会が開催されます。日時は12月23日、場所はさいたま市教育委員会の応接室です。当日は教育改革の意義や、地域への誇りを育む方法についてディスカッションが行われる予定です。
具体的な取り組み内容
さいたま市ではすべての市立小・中学校で、1年生から中3までの9年間を通じた一貫したカリキュラムを実施しています。また、市立中学校では年間157時間以上の英語授業を行い、様々な英語使用の場を提供することで実践的な力を育成。その一環として、英語ディベート大会やイングリッシュ・キャンプなど、多様なプログラムが展開されています。
人口移動と教育水準の向上
最新の調査結果によると、さいたま市の0~14歳の転入超過数は全国最多の1141人。高い教育水準が地域の魅力として評価され、さらなる地域活性化が期待されています。教育改革が進むことで、今後も多くの子どもたちがこの地域に移住し、出身地への誇りを持つことが可能になるでしょう。
日本人グローバル化計画推進協会の役割
一般社団法人日本人グローバル化計画推進協会は、国際的に通用する日本人を育てることを目的に様々な活動を行っています。細田氏との意見交換を通じて、今後の教育の方向性や地域社会における役割について有意義な出発点を築くことが期待されています。
結びに
さいたま市の教育改革は、単に英語力を向上させることにとどまらず、子どもたちの国際的な視野を広げる重要な一歩です。国際社会で活躍できる人材を育てるためには、地域の教育水準をさらに高めると同時に、国籍や文化を超えた交流が一層必要になるでしょう。今後のさいたま市の取り組みに注目です。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人日本人グローバル化計画推進協会
- 住所
- 東京都中央区日本橋本町1−8−13日本橋滄浪閣ビル2階
- 電話番号
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