新たな職場の守り手、カスハラ対策保険の誕生
日新火災海上保険株式会社は、2026年10月1日よりカスタマーハラスメント(カスハラ)対策を総合的に支援する新商品「カスハラから従業員をまもる保険」の提供を開始します。カスハラによる従業員のメンタル不調や離職が深刻な問題となる中、この保険は企業にとって画期的な選択肢となりそうです。
カスハラ対策を包括的に支援
この新商品は、初期対応の実務支援から費用補償まで、カスハラに特化したワンストップのサービスを提供する業界初の保険です。2026年10月施行の労働施策総合推進法の改正に伴い、カスハラに対応する対策が企業に義務付けられ、従業員を守ることと企業のリスク低減が同時に実現できることを目指しています。
商品の特徴
この保険商品は、年間売上高が10億円以下の企業が対象となります。提供されるサービスは以下の3つです:
1.
事前対策の支援
カスハラ対策マニュアルや啓発ポスターのひな形、従業員のための研修(有償)などを提供し、企業が法令に基づく体制を整える支援を行います。
2.
カスハラ発生時の実務対応支援
カスハラ被害が発生した場合、専門会社である株式会社ヴァンガードスミスが、トラブル解決のための助言や加害者への対応を行い、現場の負担を軽減します。
3.
発生する費用負担の保険補償
弁護士や司法書士への法律相談費用、営業継続費用、従業員への見舞金補償など、企業にかかる経済的負担を保険でカバーします。年間の保険料は一括25,000円、分割払いも可能です。
カスハラの実態と企業の課題
カスハラによる影響は深刻で、多くの企業が十分な対応を整備していないのが現状です。日新火災の調査によると、カスハラ対応ルールが整備されていない企業は約74%にのぼっています。これは、特に中小企業において、人的・金銭的リソースが限られるために十分な対策が取れないという現実を反映しています。
さらに、改正法施行後には、体制整備が不十分な場合、行政から勧告を受けたり、企業名が公表されたりするリスクもあります。こうした新たなリスクに備えた対応が求められる中、この保険は企業の負担軽減を図ることが期待されています。
「カスハラおまもりパッケージ」の提供
当社は、カスハラ対応に特化した「カスハラおまもりパッケージ」を提供しており、対策支援を一体化しています。これにより、企業はカスハラ事案が発生した際に、専用の相談窓口や対応支援を受けることができ、問題の収束に向けたサポートを得られます。
企業の責任を果たすために
カスハラ対策はもはや選択肢ではなく、企業にとって重要な責任です。この新しい保険商品は、企業が法改正に適応し、従業員を守るための強力なツールとなるでしょう。今後、ますます注目されるこの保険の詳細は、日新火災の公式ウェブサイトにて確認できます。詳細は
こちらでご覧ください。