セカンドストリートUSAの店舗数が40を超えた理由
ゲオホールディングスは、リユース事業を展開するセカンドストリートUSAの成長を加速させるため、2024年10月5日(現地時間)に新店舗『2nd STREET Burlington Mall』をオープンします。これにより、米国における店舗数は40となり、国内外での存在感を一層高めることが期待されています。
セカンドストリートの海外進出
セカンドストリートは、日本国内に850店舗以上を展開している人気のリユースショップです。一方、海外進出も進めており、米国、マレーシア、台湾、タイの計4カ国での展開を行っています。2018年には米国市場に進出し、『2ndSTREET Melrose』でその第一歩を踏み出しました。
今後は、特に米国の東海岸において積極的な出店を計画しており、2028年には合計100店舗を目指すとのことです。この背景には、リユース市場の成長と環境意識の高まりがあります。特に、アメリカのリユース市場はますます拡大しており、2023年の430億ドルから2028年には700億ドルを突破する見込みがあります。
セカンドストリートUSAの特長
『2nd STREET Burlington Mall』では、現地での買取商品を基にした品揃えを実施し、地域に合った商品ラインナップを展開することを目指しています。また、日本から輸送されるアイテムや、アメリカでは手に入らない商材、さらには流行や天候に応じた迅速な対応を強みとしています。これにより、顧客にユニークな買い物体験を提供することが可能となります。
バーリントンモールの魅力
新店舗『2nd STREET Burlington Mall』は、マサチューセッツ州ボストン近郊のバーリントンモールに位置しています。このモールは185以上の店舗とフードコートを備え、地域の人々に幅広く支持されています。セカンドストリートUSAは、この新しい店舗を通じて地域に愛される店づくりを目指し、他の店舗と異なる独自色を出していく考えです。
取り扱い商品について
店舗では、衣料品やバッグ、靴、アクセサリーを中心としたリユース品を取り扱っています。日本のデザイナーズブランドや、国際的に人気のラグジュアリーブランド、さらにアメリカやヨーロッパのデザイナーズブランドも充実しており、顧客ニーズに幅広く応えます。
今後の展望
セカンドストリートUSAは、アメリカ国内のリユース市場をさらに活性化させ、同時に店舗展開を進める予定です。2024年には新たな出店地域としてシンガポールと香港にも子会社を設立し、グローバルなリユースの拡大を図っています。このように、すでに成功を収めている日本のリユース事業モデルを基に、国際的なシェアを拡大する挑戦を続けていくことでしょう。
リユース市場の未来と、それにおけるセカンドストリートの存在感にますます注目が集まります。