夏の電気代節約術と牛乳の賢い使い方
夏が近づくにつれ気温が上昇し、エアコンの使用頻度が増える一方で、冷蔵庫の電気代も気になる季節がやってきます。特に家族が自宅で過ごす時間が増える夏休みは、食品の消費が早まり、冷蔵庫がすぐにパンパンに。これによって電気代が余分にかかる原因となります。そこで、今回は、料理研究家の島本美由紀先生と一緒に、賢いストック収納術を考え、ロングライフ牛乳の効果的な活用法と夏にぴったりの簡単レシピをご紹介します。
冷蔵庫の電気代節約は「7割収納」がカギ
島本先生によると、冷蔵庫の収納には「7割収納」がポイントです。この方法を採用すると、冷気が循環しやすく、食材も長持ちします。中が見えやすいことで開閉の時間も短縮され、結果的に節電にも貢献します。特に活用してほしいのが、ロングライフ牛乳の「紙パック」です。この牛乳は常温保存が可能なので、冷蔵庫内を有効に使うことができます。
夏休みに最適なロングライフ牛乳
夏休み中は、子どもたちが家で過ごす時間も増えるため、牛乳の消費量も通常より多くなります。しかし、通常の牛乳は冷蔵保存をする必要があり、すぐに使い切らないと雑然とした冷蔵庫の原因に。そこでロングライフ牛乳を常温保存することで、冷蔵庫のスペースを空けられます。その結果、賞味期限切れを防ぐことにもつながり、フードロスの削減にも役立ちます。
島本先生が教える簡単レシピ!
ロングライフ牛乳を使って簡単にできる夏のレシピをご紹介します。一品一品が手軽に作れるので、子どもたちと一緒に料理を楽しむこともできます。
ミルクのつけつゆそうめん
- そうめん:150g
- ツナ:1缶
- トマト:1個
- 大葉:6枚
- ゆで卵:1個
- 牛乳:200ml
- みんつゆ(3倍濃縮):大さじ4
- 白すりごま:大さじ2
1. ボウルに牛乳とめんつゆを混ぜ、冷やしておきます。
2. ツナ、トマト、大葉、ゆで卵を準備し、そうめんを茹でて器に盛ります。
3. 冷やしたつけつゆと他の材料を合わせて楽しみます。
トマトバナナジュース
- 牛乳:100ml
- バナナ:1本
- カットトマト:50g
- はちみつ:小さじ1
- 氷:50g
1. 材料をミキサーに入れ、滑らかになるまで攪拌します。
2. グラスに注ぎ、お好みでミントを飾ります。
ミルクかき氷
- 牛乳:200ml
- 練乳:大さじ2
- いちごジャム:大さじ2
- 水:大さじ1
1. 牛乳、練乳を袋に入れ混ぜた後、冷凍します。
2. よく混ぜて再冷凍し、お好みでジャムをかけます。
まとめ
ロングライフ牛乳を上手に活用すれば、食品ロスも減少させながら、おいしい夏のメニューを手軽に楽しむことができます。冷蔵庫を効率よく使う「7割収納」を心掛け、家族の健康を維持しつつ、電気代も賢く管理していきましょう。島本美由紀先生の知恵を活かしながら、この夏をより良いものにしていってください。