埼玉県、3年連続「プレミアムいちご県」に認定
埼玉県は、2025年2月5日に開催された「第3回全国いちご選手権」での輝かしい成果から、再び「プレミアムいちご県」として認定されました。この認定は、すでに2年連続で授与されており、埼玉県が「もっともおいしいいちごを生産している県」として評価されるのは3年連続の偉業です。
今回の全国いちご選手権では、埼玉県の生産者たちが出品したいちごが特に好評で、最高金賞に輝いたのは久米原農園が育てた「#あまりん~極~」でした。この商品は、本庄市で生産されたもので、他にも数多くの埼玉県産いちごが上位入賞を果たしました。具体的には、金賞には「#あまりん」と「べにたま」が選ばれ、銀賞や銅賞も埼玉県産が大量に受賞し、全体で16品の中から8品が受賞しています。
認定式での挨拶
3月17日には、埼玉県庁で認定式が行われ、日本野菜ソムリエ協会の代表理事である福井栄治氏から埼玉県知事の大野元裕氏に認定書が授与されました。福井氏は、埼玉県産いちごの品質と味へのこだわりが大きな成果につながっていることを強調し、特に生産者の努力を称えました。「埼玉県産いちごは、あまりんをはじめとする多様な品種が評価されています。これは生産者が最も重要視している「味」と「品質」に起因しています。」と語りました。
大野知事も、「3年連続でこの認定を受けられたことは大変光栄です。今後も埼玉県の生産者と連携して、美味しいいちごを育て続けていく所存です。」と意気込んでいます。
埼玉県のいちご受賞一覧
今回のいちご選手権における埼玉県の受賞結果は以下の通りです:
- - 最高金賞:あまりん~極~(生産者:久米原農園八代目久米原美幸)
- - 金賞(3品目):あまりん(中山章)、あまりん(高橋義幸)、べにたま(JAほくさい北川辺いちご部)
- - 銀賞(3品目):あまりん~煌~(久米原農園 7代目 恒夫)、あまりん(イチゴドリーム江南)、あまりん(けや木農園)
- - 銅賞:かおりん(北田農園苺のマルシェ)
- - 入賞:べにたま(北田農園苺のマルシェ)、あまりん(秩父フルーツファーム)など
このような素晴らしい実績は、埼玉県のいちごが全国的にも高く評価される理由となっています。産地の多様性や品質の高さは、消費者からも注目されるポイントとなり、今後の生産者たちの励みとなることでしょう。
日本野菜ソムリエ協会の取り組み
日本野菜ソムリエ協会は、いちご選手権だけでなく、様々な取り組みを通じて農業の未来を支えています。次回は、4月に「第4回全国トマト選手権」を開催する予定で、さらに多くの農産物の価値を高める活動にも力を入れています。
野菜ソムリエは、生産者と消費者をつなぐ重要な役割を担い、健康で幸せな食文化の普及に努めています。今後も、農業の重要性を再認識しつつ、多くの人々が食を楽しむ社会の実現へ向けて尽力していきます。
結論
埼玉県が「プレミアムいちご県」に再び認定されたことは、県にとって大きな誇りの一つです。生産者たちの努力が実を結んだ素晴らしい成果を、多くの人々に広げていくことが期待されています。埼玉県産いちごのさらなる発展を見守りましょう。