CellidがGoogle for Startupsの仲間に
次世代デバイスのARグラス開発を進めるCellid株式会社が、Google for Startupsの「Founders at Campus」に選出されました。このプログラムは、優れた技術やビジネスモデルを持つスタートアップを支援し、グローバル展開を促進することを目的としています。東京に位置する「Google for Startups Tokyo Campus」では、若手起業家たちが共に学ぶ場が提供されています。
Founders at Campusとは
「Founders at Campus」は、世界の起業家を対象にした支援プログラムで、Googleが提供します。このプログラムの拠点は世界中の6都市にあり、東京にはスタートアップの成長をサポートするための様々なリソースが提供されています。勉強会やイベントを通じて、起業家同士の交流を促し、共に発展する環境を整えています。
Cellidの選出理由
Cellidは、ARグラスとその関連技術によって高い評価を受け、初期メンバーの一社として採択されました。代表取締役CEOの白神賢氏は、今回の選出により技術の検証とエコシステムの拡大が可能になると述べています。
社会実装への挑戦
白神氏は、ARグラスの社会実装を目指し、万全の準備を進めています。「私たちはAR技術の発展に全力を尽くし、グローバルな開発者コミュニティとの連携も重視しています。今回の採択はその一環であり、多くの人の生活を豊かにするAR体験の提供を目指します」と語ります。
Cellidの技術
Cellidは、最先端の光学シースルーディスプレイ技術を応用したARグラス用ディスプレイを開発しています。このディスプレイは、薄くて軽量でありながら、鮮明な画像表示が可能で、広視野角を実現するなど、その性能は業界でも高く評価されています。また、空間認識技術にも力を入れており、様々な産業への応用が期待されています。
デジタルとフィジカルの融合
Cellidの目指すところは、現実とデジタル世界を融合させることです。「Blending the Physical and Digital Worlds」をテーマにした技術開発を進め、より便利で人間に優しい情報ツールの提供を模索しています。次世代のARグラスは、単なる技術に留まることなく、私たちの生活を変える可能性を秘めています。
これからの展望
Cellidは、プラス発想でAR技術のさらなる進化を遂げることを目指しています。「Founders at Campus」への参加を機に、グローバルな視野を持ち、更なる技術革新を促進することで、多くの人にとって役立つ製品を創造していくでしょう。これからのAR技術の進展に、期待が高まります。