コンサート・シンポジウム「それぞれの美」について
2020年東京オリンピックを控え、日本がさまざまな分野で活気に満ちた動きを見せる中、東京藝術大学による新たな試みが発表されました。「それぞれの美」という名のコンサート・シンポジウムが、2017年2月17日(金)に東京藝術大学奏楽堂で行われます。このイベントは、スポーツ、芸術、科学の3分野を統合し、それぞれの美の観点から未来に向けての可能性を探ります。
このイベントは、東京藝術大学と順天堂大学、さらに一般社団法人アーツ・イノヴェーション・プロジェクトの共同主催で、文化庁やスポーツ庁の後援を受けて進められます。入場は無料ですが、事前のお申し込みが必要です。申し込みが定員を超えた場合は抽選となりますので、参加希望者はお早めに手続きを行いましょう。
美のコアプログラム
シンポジウムのメインプログラムでは、120分のパフォーマンスが展開されます。ここでは、時代を超える美の世界が具現化され、特に注目される内容が多岐にわたります。暗い幻想的な光の中で、バッハの名曲がヴァイオリニストたちによって演奏され、聴衆を魅了します。
また、2016年夏に好評を博した「音舞」が再演され、運動と音楽が調和した演目が多くの観客に新たな感動を与えることでしょう。
シンポジウム「それぞれの美」
今回のシンポジウムには、文化庁長官の宮田亮平氏、スポーツ庁長官の鈴木大地氏、そして多くの専門家が参加し、スポーツ、芸術、科学が交錯する“美”について討論します。これにより、2020年へ向けた新たなビジョンが見えてくることでしょう。
最後に
シンポジウムでは、約30名の箏と三味線の奏者がオーケストラと共演し、私たちが抱く伝統と現代、さらには東西の文化の融合がもたらす美を祝います。このイベントを通じて、未来の文化、芸術、科学の可能性を感じ取ることができるでしょう。興味をお持ちの方はぜひ、参加を検討してください。
詳細やお申し込みについては、一般社団法人アーツ・イノヴェーション・プロジェクトのウェブサイトをご覧ください。