音羽屋三代の襲名記念本が遂に登場!
2025年5月、歌舞伎界が熱く盛り上がる中、音羽屋の襲名を記念した特別な一冊が小学校から発売されます。その名も『音羽屋三代八代目尾上菊五郎六代目尾上菊之助襲名記念』。江戸歌舞伎の大名跡である尾上菊五郎が、半世紀ぶりに誕生し、その息子・尾上菊之助との同時襲名に多くの歌舞伎ファンと日本中が喜びに包まれています。この特別な記念本は、豪華な内容と共に襲名を支える舞台裏も紹介し、ファンにとって見逃せない作品となっています。
書籍の概要と魅力
本書は定価5,500円(税込)、B5判で224ページの豪華な内容です。表紙や巻頭ページは洋書のようなデザインで目を引く仕上がりとなっており、歌舞伎のファンだけでなく一般の方々にも注目を集めることでしょう。
主なコンテンツとして、舞台写真から見える新たな菊五郎新菊之助の足跡、密着インタビュー、祖父・七代目菊五郎からのメッセージ、三代鼎談、さらには懐かしい写真や家族の歴史などが盛り込まれています。特に、八代目菊五郎が自身の襲名に込めた思いや、菊之助が抱く二代目の決意についてのコメントは感動的です。「歴代の菊五郎の思いを受け継いでいく」――この言葉に、歌舞伎界への熱い想いと期待が込められています。
特集:舞台を彩る美しい写真たち
本書では96ページにわたり、舞台での美しい瞬間を捉えた写真が掲載されており、演目ごとの名場面や親子の共演シーン、さらには新作歌舞伎の内容も網羅されています。「弁天小僧菊之助」や「髪結新三」、さらには「義経千本桜」に至るまで、音羽屋の伝統と革新が共存する景色が展開されます。これらの写真は、歌舞伎の魅力が詰まっており、ファンにはたまらないコンテンツです。
三代が語る歌舞伎への情熱
新菊五郎と新菊之助、そして祖父である七代目菊五郎の三代が時間をかけて行った密着インタビューも本書の見どころです。新菊五郎は、祖父との同じ舞台に立つことへの強い意志や、過去の経験について語ります。また、新菊之助が果たせなかった思いについても語る場面が多く、親子の絆を感じることが出来ます。インタビュー中に行われた歌舞伎談義では、今まで聞きにくかった質問にも答え、平和な雰囲気の中で語られる家族の思い出が溢れています。
まとめ
『音羽屋三代八代目尾上菊五郎六代目尾上菊之助襲名記念』この一冊は、歌舞伎ファンにとって最高の永久保存版となるでしょう。八代目菊五郎と六代目菊之助の誕生を祝う中で、音羽屋の歴史やその魅力を再発見できる内容です。歌舞伎の未来を担う二人の強い意志を感じながら、この記念の書籍を手に取り、ぜひその内容をじっくりと味わっていただきたいと思います。
著者:小学館 2025年4月28日発売予定。詳細情報は
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