クラウドセキュリティを強化する新サービス、IDRが本格始動
アイディルートコンサルティング株式会社(IDR)は、クラウドセキュリティの確保を目指す企業向けに新しい運用サービスを提供し始めました。このサービスは、Zscaler社のクラウドセキュリティソリューションを基盤にしており、特にZscaler Internet Access(ZIA)を強化するものです。これにより、企業は安全で効率的なクラウド利用を可能にします。
セキュリティ運用サービスの背景
近年、多くの企業がクラウドサービスを導入する中で、セキュリティ面での懸念も高まっています。具体的な課題としては、監視要員の確保が難しい、Zscalerを導入したものの十分に機能を活用できていない、などが挙げられます。こうした問題に対してIDRは、ZIAを対象にした24時間365日体制での監視を行います。
提供するサービス内容
この新しいサービスは、単なる監視を超えて、企業のセキュリティ品質を向上させるための多様な支援を提供します。
1.
リアルタイム監視:重大なリスクが発生した際に即座に検知し、被害を未然に防ぎます。
2.
ログ調査・インシデント分析:専門のセキュリティアナリストが迅速に問題を特定し、再発防止策を提示サポートします。
3.
運用代行:煩雑なフィルタリングルールやアカウント管理の作業を代行し、企業は本業に集中できる環境を整えます。
4.
月次レポート/報告会:定期的にセキュリティ状況を可視化し、社内での説明や監査対応を支援します。
特徴と利便性
この共同サービスにより、企業は「24時間365日対応でサポートされている安心感」を得るだけでなく、内部で抱えがちな運用負荷を大幅に軽減することが可能となります。特に、IDRのSOCでは、専門的なセキュリティ人材が常時監視を行うことで、これまで以上に安心できるセキュリティ環境を提供します。
また、夜間や休日の監視拡張、危険なWebサイトの通信をブロックするポリシーの設定、海外拠点への通知・対処支援など、フレキシブルなサービスメニューを用意しています。
クラウド環境に寄り添った運用型セキュリティ
IDRは、単にセキュリティの監視を行うのではなく、クラウド導入後に発生する運用負荷の軽減とセキュリティ品質の向上を両立させるサービスを目指しています。今回のZscalerとの連携によって、包括的にサポートし続ける運用型セキュリティを実現しています。このような取り組みを通じて、IDRは企業が安心してクラウドを活用できる環境を構築し、持続的な成長を支援していく方針です。
まとめ
サイバー攻撃や情報漏洩のリスクが高まる中、企業にとって信頼できるセキュリティ運用サービスは不可欠です。IDRの新たな提供サービスは、企業のデジタルトランスフォーメーションを推進するための強力なパートナーとなることでしょう。今後も企業は、このような高度なセキュリティサービスを活用し、さらなる安心・安全なデジタル環境を築いていくことが期待されます。