ファルマが中小革新基盤とマラトンキャピタルと資本業務提携を発表

ファルマが中小革新基盤およびマラトンキャピタルと業務提携

株式会社ファルマは、中小企業の支援を行う中小革新基盤株式会社、投資運用を行うマラトンキャピタルパートナーズ株式会社との資本業務提携を発表しました。この提携により、ファルマの業務が新たな段階に進むことが期待されています。

代表取締役中村優介氏の就任

提携の発表に伴い、ファルマでは一般社団法人日本プロ経営者協会から中村優介氏を新たな代表取締役として迎えました。中村氏は、外資系戦略コンサルティング会社での経験を持ち、医療機関向けの営業戦略や新製品承認プロジェクトなどでの実績があります。

中村氏は、製薬系のベンチャー企業の代表としても活躍していた経歴があり、その豊富な経験がファルマの成長を後押しすることが期待されています。

ファルマの事業内容

ファルマは、東京都内のクリニックに特化した治験のフルサポートを提供する企業です。具体的には、治験に関する調整や管理を行い、研究機関としての信頼性を高める役割も担っています。中枢神経に関する薬の治験を専門に扱っており、業界内でもその専門性が評価されています。

SMOとは？

ファルマが行うSMO（治験施設支援機関）業務は、治験実施に必要な業務の委託先となる機関で、臨床試験の円滑な運営のために欠かせない存在です。これにより、医療機関と製薬企業の橋渡し役を果たすことで、より効率的な研究を可能にします。

中小革新基盤とマラトンキャピタルの役割

提携先の中小革新基盤は、経営支援を主な業務としており、ファルマの事業成長をハンズオンで支援する方向です。具体的には、戦略立案から日々の業務支援まで幅広いサポートを提供します。

また、マラトンキャピタルはファルマの取引先拡大や組織体制の強化に力を入れ、資本面からもサポートを行います。これにより、ファルマは今後さらなる成長を見込める環境を手に入れることができるでしょう。