成瀬記念館の特別展
2025-09-24 12:28:31

日本女子大学成瀬記念館で開催される特別展の見どころ紹介

日本女子大学成瀬記念館の企画展がスタート



日本女子大学の成瀬記念館では、9月24日(水)から特別な企画展「画家がみたキャンパス大正から令和まで」が開催されます。この企画展は、大学の歴史を彩った画家たちが如何にしてキャンパスの風景を捉えてきたのかを振り返る貴重な機会です。

展示の概要



この展示は、1901年に創立された日本女子大学が現在に至るまでの歴史を描いた多様な作品を集めています。特に、洋画家・柳敬助の作品をはじめとした多くの画家が残した作品が見どころです。

正門を進むと目に入る、桜並木の先に佇む木造校舎「教養館」。ここからの風景を作品として残した画家たちの目を通して、当時のキャンパスの様子を感じることができます。また、関東大震災の影響で倒壊した「豊明館」の姿や、学び舎である寮舎地区の風景、そして創立者である成瀬仁蔵氏が過ごしていた住宅の移築前の姿を描いた作品も展示されます。

さらに、2019年に建設された、卒業生である建築家・妹島和世氏が手掛けた図書館や、移築後の成瀬仁蔵住宅の原画作品も紹介されています。これにより過去と現代、そして未来を繋ぐ視覚的なストーリーが展開されます。

学生たちの挑戦



興味深いのは、この企画展が2025年度の博物館実習授業の一環として学芸員資格を目指す学生たちによって準備されている点です。彼らはコンセプトを考案し、展示作品の選定、キャプションの作成などを手掛けています。学生たちの新たな視点が加わった展示は、訪れる人々に新鮮な体験を提供してくれることでしょう。

開催情報



  • - 開催期間:9月24日(水)〜12月20日(土)
  • - 開館日・時間:火曜日~土曜日、平日10:00〜16:30、土曜日10:00〜12:00
  • - 入館について:どなたでも入館可能。開館日や時間は変更する可能性がありますので、ご注意ください。

主な展示作品


1. 太田天橋 「小布施邸から見た泉山館」
2. 大橋了介 「五月の校庭」
3. 亀本信子 「旧図書館」
4. 後藤幸造 「明桂寮」
5. 柳敬助 「冬の校庭」
6. 山口都 「成瀬記念館」

成瀬記念館とは?



成瀬記念館は、日本女子大学の創立80周年を記念して1984年に開館しました。赤煉瓦風のロマネスク様式の建物は、目白キャンパスの正門を入って左手に建設されています。この記念館では、成瀬仁蔵に関する貴重な資料や女子教育史に関する資料が広く収集され、研究・公開されています。

創立者の理念と学校の歴史を明らかにし、女子教育の発展に寄与することを使命としています。

まとめ



この特別展は、過去のキャンパスの姿を描いた芸術作品を通じて、日本女子大学の歴史を知る良い機会です。展覧会の準備に熱心に取り組んだ学生たちの努力にも敬意を表し、ぜひ多くの方に訪れていただきたいと思います。思い出の一部を美しい形で見ることができるこの機会をお見逃しなく!

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成瀬記念館の詳細については公式サイトをご覧ください
日本女子大学成瀬記念館公式ページ


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会社情報

会社名
学校法人 日本女子大学
住所
東京都文京区目白台2-8-1
電話番号
03-3943-3131

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