上川町とミズノ株式会社の新たな未来共創パートナーシップ
2025年9月8日、北海道上川町は大阪府に本社を置くミズノ株式会社との間で「未来共創パートナーシップ協定」を締結しました。この協定は、スポーツの力を利用して地域の多様な課題を解決することを目的としています。上川町は、子どもの育成や地域魅力の向上、持続可能なまちづくりを進めるため、官民が協力することを目指しています。
パートナーシップ協定の背景
上川町は「日本一オープンイノベーションな町」をビジョンに掲げ、町民や外部企業との連携を深めています。ミズノはスポーツ用品メーカーのトップとして、上川町の共創型まちづくりにおける重要なパートナーとなります。東京事務所を拠点に、都市部企業との連携を加速させる中で、この協定は大きな意味を持ちます。
協定の内容
1.
子どもの健全育成や教育: スポーツを通じて、子どもたちが希望を持てる環境づくりを目指します。
2.
世代間、地域間の交流: 幅広い世代や地域を結びつける交流の場を提供し、活気に満ちた社会を築きます。
3.
地域の魅力向上と発信: 県内外の人々に上川町の魅力を広め、住んでいる人も訪れる人も楽しめる場所を作ります。
4.
持続可能なまちづくりへの貢献: 成功事例を全国に展開し、町民が有機的に結びついた豊かな社会の実現を目指します。
今後の展望
協定を通じて、ミズノのネットワークと知見を最大限に活用し、上川町の地域課題を迅速に解決していく方針です。2024年12月には「Big Snow Cup」を開催し、ミズノとの連携を強化したイベントとして位置付ける予定です。この大会を通じて、上川町が「Baseball5の聖地」として認識されることを目指します。
また、ミズノが持つブランディング力を活かし、地域から多様なスポーツの魅力を発信します。
合意に寄せる期待
上川町の西木町長はスポーツが持つ「人を繋ぐ力」を強調し、ミズノとの協力によって子どもたちに夢中になれる環境を提供する図りたいと述べています。また、世代を超えた交流や町の潜在能力を広める機会を創出していくことを期待しています。
ミズノの長沼執行役員もスポーツの持つ地域活性化の力に期待を寄せており、上川町の課題解決へ向けた連携を強化していく意向を示しています。
上川町とミズノ株式会社
上川町は自然と共存するライフスタイルを模索しながら、地域問題の解決に取り組んでおり、特に「カミカワークプロジェクト」によって新しい働き方を提案しています。ミズノ株式会社は、長年の経験をもとに、より良いスポーツ環境を提供し続けています。
この未来共創パートナーシップにより、上川町とミズノ株式会社は地域の魅力を高める新しいモデルを確立し、持続可能な社会の実現に向けて共に歩んでいきます。