万博に3国のパビリオン
2025-04-24 10:50:48

2025年大阪・関西万博に3カ国のパビリオンが誕生!

大阪・関西万博における国際的な建設プロジェクト



2025年に開催される日本国際博覧会、通称「大阪・関西万博」では、独自の魅力を持ったパビリオンが次々とオープンしています。その中で、特に注目されるのはイタリア館、インドネシア館、フィリピン館の3つです。これらのパビリオンは、環境に配慮した建設手法により新たな形の国際交流を促進します。

イタリア館の特徴と建設手法



イタリア館は、マリオ・クチネッラ建築設計事務所(MCA)が主導するプロジェクトとして、著名な建設会社である西尾レントオールが参加しました。この館の構造には西尾レントオールが独自に開発した「ATA-CLT-S構法」が採用されています。この方法は、流通している木材から生成されるCLTパネルと鉄構造の組み合わせによって、短工期かつ環境負荷を軽減した施工が可能です。

イタリア館のデザインは、イタリア文化と中立的な素材・技術の融合を狙っています。この館は来訪者を通じて、イタリアの魅力を最大限に引き出すことを目指しており、訪問者に新しい発見を提供するでしょう。

インドネシア館の建設背景



続いて、インドネシア館はインドネシア国家開発計画省(BAPPENAS)から依頼を受けたサムドラ社が主導しています。ここでも西尾レントオールは「ATA・フジヤ特定建設工事共同企業体」を通じて代表として参加しました。インドネシア館の設計には、木材が多用されており、環境を意識したサステイナブルなアプローチが取られています。

この館は、異文化交流を図る上での重要な舞台となり、インドネシアの伝統を現代的にアレンジした魅力的な空間を提供します。

フィリピン館の共同企業体



最後に、フィリピン館はフィリピン政府から依頼を受けたCAT社が設計を担当し、西尾レントオールと株式会社淺川組の共同企業体が施工を行っています。特にフィリピン館での木材の使用は、国際的な環境問題に配慮した建築手法の一環として注目されます。

この館はフィリピンの文化や自然を体験できるよう設計されており、来場者にフィリピンの豊かな文化を伝えます。

環境への配慮と持続可能な未来



各国のパビリオンが持つ共通点は、環境に配慮した建設手法の採用です。西尾レントオールは、このような取り組みを通じて持続可能な建築の普及を目指し、今後も積極的に活動を行っていくとしています。

万博に参加することで、これまでの建設業界の枠を超え、国際的な架け橋となることを期待しているとのことです。各パビリオンの最新情報は、それぞれの公式SNSやウェブサイトでも確認できます。


会社概要


西尾レントオールは、総合レンタル業を営み、木造モジュール事業なども展開しています。環境に配慮した価値ある建築を通じて、社会に貢献する姿勢を常に持ち続けています。

詳しくは、西尾レントオール公式ホームページをご覧ください。


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会社情報

会社名
西尾レントオール株式会社
住所
大阪府大阪市中央区東心斎橋1-11-17心斎橋NTビル
電話番号
06-6251-7302

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