2025年の変革に向けたWOWOW社長の年頭訓示と展望

2025年が始まり、WOWOWの代表取締役社長、山本均氏は1月6日に社内への年頭訓示を行いました。この訓示では、2024年の活動を振り返り、変化と挑戦の重要性を強調しました。
2024年はWOWOWにとって大きな変革の年として位置づけられた年でした。特に、メディアやサービスの構造改革に向けた取り組みが進められ、新商品「WOWSPO」を開発し、春にはABEMA、冬にはPrime Videoでの販売を開始しました。また、サッカーのシーズンパス販売、ライブビューイング、TVODサービス、物販など、多岐にわたるチャレンジも行われました。
中でも、「ゴールデンカムイ」関連の映画やドラマのヒット、並びにWESTのライブの劇場公開成功など、コンテンツを中心とした多様なサービスの展開が順調に進んでいるとの手応えも得られました。
さらに、WOWOW BRIDGEという新たなグループ会社を設立し、海外プロダクション事業にも舵を取る方針を示しています。その一方で、WOWOW 4Kサービスの終了といった不採算事業からの撤退も経験し、経営リソースの選択と集中を進めています。この結果、全社員の間に稼ぐ意識の芽生えも見られるようになっています。
WOWOWグループ全体では、WOWOWコミュニケーションズによる企業買収も実施され、事業ポートフォリオの拡大を計画しています。これらの変化は、全て社員一人一人の努力と情熱が背景にあると、山本社長は感謝の意を述べました。このような献身的な取り組みにより、WOWOWグループはより強固な組織へと成長しているのです。
新年を迎え、2025年には更なる挑戦が求められると山本社長は強調しました。競争が激化する現代の中で、私たちがどのように「Be Different」な存在としての価値を確立できるかが鍵となります。同時に、「人生をWOWで満たし、夢中で生きる大人を増やす」という目的を確かめて実現する必要があると語りました。
この目標に向かってスピードを上げるためには、新しいアイデアの共有や具体的な行動の実施、そして失敗から学ぶ姿勢が求められます。過去の成功経験に固執せず、新たな挑戦に取り組む姿勢が重要です。
10月の全社員集会で示された行動指針「Change Values」も再確認されました。「違っているか」「伝わっているか」「腹割っているか」「やり切っているか」の4つの言葉を胸に、変革を進めて行くこと求められています。変化を恐れず、一緒に全員で切磋琢磨しながら日常業務の中で自然と意識することが重要です。
最後に、エンターテインメントは人々を元気にし、生活に潤いをもたらす力があると山本社長は言及。WOWOWグループは、独自の価値を持つエンターテインメントを提供し続け、顧客の生活を充実させるべく進化し続ける決意を新たにしました。
2025年は、GOをかけてスピード感を持って新たな挑戦をし、共に成長し実り豊かな一年を築いていこうと締めくくりました。社員に対し、今年もどうぞよろしくと挨拶を行いました。

会社情報

会社名
株式会社WOWOW
住所
東京都港区赤坂5-2-20赤坂パークビル21F
電話番号
03-4330-8111

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