大阪発のBrushup、AIクリエイティブセンターで新たな制作革新を実現
株式会社Brushupは、大阪市を拠点とし、コンテンツ制作に特化したコミュニティプラットフォーム『Brushup』を開発・運営しています。このたび、同社は株式会社ベネッセホールディングスと株式会社サイバーエージェントのコラボレーションによって設立された『AIクリエイティブセンター』に本サービスを導入したことを発表しました。
「AIクリエイティブセンター」とは?
『AIクリエイティブセンター』は、ベネッセとサイバーエージェントが手を組み、特にクリエイティブ制作やマーケティングにおける業務改革を目指して設立されたものです。2022年12月の設立から、ベネッセの70年以上にわたる制作の知見と、サイバーエージェントの最新のAI技術を融合させることで、パーソナライズされたクリエイティブ制作を行っています。このセンターでは、専用のクリエイティブAIツールが開発され、過去の制作ノウハウをデータベース化することで、制作クオリティの向上やコスト削減に努めています。
業務効率化を実現する「Brushup」
導入された『Brushup』は、制作現場の業務効率化やコミュニケーションの改善を目的としたプラットフォームです。これにより、制作チーム内でのコメントやファイルの受け渡し、プロジェクト進行の管理などが一元化され、よりスムーズに作業が進められるというメリットがあります。特にコロナ禍での在宅勤務時において、オンライン化された教材制作のサポートを行うなどして、デジタルトランスフォーメーションを促進してきました。
クリエイティブ制作の新たな一歩
『AIクリエイティブセンター』からの制作依頼があった際、Brushup上で自動的に関連情報が生成され、AIが作成したコンテンツがすぐにアップロードされる仕組みが整います。関係者はこのプラットフォームでコメントや修正のフィードバックを行うことで、すべてのやり取りが可視化され、校正工程の効率性が大幅に向上します。この自動化により、これまでの工程間の分断が解消され、制作コストや校正回数の削減に繋がると言えるでしょう。
先端技術と人の協力の融合
Brushupは、AIを利用して迅速かつ大量に発生するクリエイティブ制作物に対して、関係者同士でのチェックと修正作業が効率的に行える環境を整えています。これによって、『AIクリエイティブセンター』が目指すクリエイティブ産業の業務改革をサポートし、さらにAI技術と人間による最終確認との良好な連携を図ることで、全体的なデジタルトランスフォーメーションを進めていきます。
おわりに
株式会社Brushupは、今後もクリエイティブ制作の現場でAI技術を取り入れ、さらなる業務効率化を図っていくことでしょう。新たなデジタル時代に対応した、魅力的なコンテンツ制作の未来を切り拓く同社の今後に期待が高まります。