日台サミット2023
2023-09-21 14:00:02

日本・台湾スタートアップサミット2023、次世代産業の未来を切り拓く

2023年9月15日、東京・渋谷ストリームで開催された「日本・台湾スタートアップサミット2023」は、600名以上の参加者と340社以上の企業と投資家が集まり、盛況のうちに幕を閉じました。このサミットは、ポストコロナの時代における日台の連携強化を目的としており、地政学的なリスクが増す中、両国の信頼に基づく緊密な交流を促進するために設けられました。

主催は台湾の国家発展委員会(NDC)で、企画した「Startup Island TAIWAN」は、台湾と日本の主要なスタートアップエコシステムを結びつけることに重点をおいています。台湾の行政チームが日本に滞在し、イベントを通じて日本企業とのネットワーク構築を目指しました。サミットに参加した348人の投資家を含む多くの関係者が集まり、先進的なビジネスモデルや技術について議論を交わしました。

NDC主任委員の龔 明鑫(コン・ミンシン)氏は、「台湾のイノベーション力は国際的に評価されており、最近の取り組みにより台湾と日本の経済連携はさらに強化されるだろう」と述べました。台湾はAIや再生可能エネルギー、5Gなどの次世代産業の推進に力を入れ、国際的な競争力を向上させるための取り組みを続けています。

日本政府も経済安全保障のために「スタートアップ育成5年計画」を策定し、持続可能な成長を目指しています。このように、両国は経済政策に親和性があり、スタートアップ育成を通じたさらなる協力が期待されています。

イベントでは、JETROやJR東日本、みずほ銀行などの支援を受け、多様なプログラムや企業訪問が行われました。参加者たちは、講演や人材募集を通じて実践的な交流を深め、日本と台湾のスタートアップ企業が緊密に協力する大きな機会を得ました。特に、東京にある台湾人コミュニティとの協働により、200名以上の人材が参加し、相互交流が促進されました。

このサミットは単なるイベントではなく、日台のスタートアップ企業にとって新たな交流の起点となることが期待されます。未来に向けて、両国の企業が共に成長し、新しいビジネスチャンスを創出していくことが求められます。

今後、台湾のスタートアップ企業と日本との連携がさらに進むことで、DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)などの新しい領域で協力関係が築かれることが望まれています。「Together, Go Big」というスローガンのもと、台湾と日本の関係は1+1が2以上の成果を上げることでしょう。サミット終了後も継続的なコミュニケーションルートが構築され、両国の企業が手を携えて国際市場へ進出することが期待されています。

会社情報

会社名
Everiii & Partners International Co. Ltd
住所
東京都港区浜松町2-1-17 松永ビル 9階
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