Mapion Bizが新たなユーザー分析機能を導入
TOPPANグループの株式会社ONE COMPATHが運営する法人向け地図ソリューション「Mapion Biz」は、自社製品の取扱い店舗を検索できる機能を強化すべく、新しい分析機能「マップトラッキング」を本格的に提供開始しました。この機能は、ユーザーの訪問動向を詳細に解析することで、企業がより効果的なマーケティング戦略を立てられるように支援します。
マップトラッキングの基本機能
「マップトラッキング」は、訪問者がどの商品の検索を行い、いつ、どのエリアで閲覧したのかを把握できる機能です。これにより、企業は商品の訪問履歴や店舗の表示状況などを分析し、その結果を元に販売促進策を見直したり、購買ニーズを事前に把握することが可能になります。また、サイト改良の指針としても有用です。
取扱い店舗検索サービスの利便性
Mapion Bizの「買えるお店マップ」は、店舗情報と出荷データを組み合わせることで、ユーザーに最寄りの取り扱い店舗を案内します。これにより、消費者は企業への問い合わせなしに、簡単に商品購入先を見つけることができます。加えて、SNS施策や電子チラシサービス「Shufoo!」と連携することで、マーケティング活動も全体として強化されています。企業側からのフィードバックで、「買えるお店マップ」の検索ログは貴重なデータであるものの、十分に活用されていないという声が寄せられ、これを受けて「マップトラッキング」が開発されたのです。
ユーザー動向の詳細分析
「マップトラッキング」では、閲覧数や利用時間帯、商品別や取扱店舗別の傾向も詳細に分析できます。具体的には、サイト全体の訪問者傾向が把握でき、ページビューやユニークユーザー数などの基本指標に加え、時間帯別のアクセス推移や検索キーワードのトレンドも視覚化されます。また、訪問者の属性データ(性別や年齢)も分かるため、企業は顧客インサイトの向上に繋がります。
商品単位でのニーズ把握
さらに、商品単位やエリア別といったより高度な分析機能が実装されており、特定商品の訪問者動向や地域ごとの需要傾向を知ることができます。これはマーケティング施策との相関性を見つけたり、消費者ニーズの把握に直結するため、販促へも大いに役立つでしょう。
Mapion Bizの今後の展望
「Mapion Biz」は、毎月1,200万人が利用する地図検索サービス「Mapion」に基づいて展開されています。2017年に始まった「取扱い店舗検索サービス」から進化し、2024年には「買えるお店マップ」に名称を変更しました。多くの企業が導入していることで、販促から実際の購入行動に至るまでの流れをよりスムーズにし、業務負荷の軽減やマーケティング施策の強化にも貢献しています。
会社情報
株式会社ONE COMPATHは東京都港区に本社を置き、1997年の設立以来、地図関連のソリューションを提供してきました。地図検索サービス「Mapion」や電子チラシサービス「Shufoo!」など多岐にわたるサービスを展開し、ビジネスのニーズに応え続けています。
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