神戸ウォーターフロントに誕生する新たなシンボル「GLION ARENA KOBE」

神戸ウォーターフロントの新しいランドマーク「GLION ARENA KOBE」について

2025年4月4日、神戸のウォーターフロントエリアに新たな多目的アリーナ「GLION ARENA KOBE」がオープンします。このアリーナは、阪神・淡路大震災から30年の節目にあたる時に誕生するものであり、神戸市と民間企業のコラボレーションによって実現しました。運営は株式会社One Bright KOBEが担当し、NTT都市開発やスマートバリュー、NTTドコモが参加しているコンソーシアムによって支えられています。

アリーナの特徴と魅力

「GLION ARENA KOBE」は、約1万人を収容できる大規模なアリーナであり、兵庫県唯一のプロバスケットボールチーム「神戸ストークス」のホームでもあります。この新しいアリーナでは、プロスポーツの試合だけでなく、音楽コンサートやさまざまなイベントの開催が約束されています。特に注目すべきは、神戸の独自の魅力を反映したVIPフロアで、来場者に新しい観戦体験を提供することです。

加えて、アリーナ内には飲食店やショップもオープンし、来場者全体の体験をより豊かにすることが期待されています。また、「TOTTEI PARK」にも隣接しており、このエリア全体が神戸のシビックプライドを高めるランドマークとして創出されています。

神戸アリーナプロジェクトの目的

プロジェクトのコンセプトは、「この世界の心拍数を、上げていく。」というもので、スポーツやエンターテインメント、デジタル技術の融合を通じて新たな驚きや感動を生み出す場を提供します。地域活性化や社会課題の解決に向けた取り組みも進められており、神戸市との連携協定に基づいて、ウォーターフロントエリアでの未来づくりにも寄与する予定です。

さらに、アリーナの回遊性を向上させるために、「TOTTEI KOBE公式アプリ」を活用したさまざまな機能も提供されます。お得なクーポンやスタンプラリーを用意し、来場前から楽しめる要素を整えています。

開業イベントと試合スケジュール

オープニングを祝うイベントが4月4日（金）に開催され、その後も開業1か月間は特別なエンターテイメントステージが予定されています。特に注目の試合として、4月5日（土）と6日（日）には「神戸ストークス」のこけら試合が行われ、初日の国歌独唱には大野雄大さん（Da-iCE）が登場します。また、試合を記念した「STORKS GREEN」キャンペーンも実施され、まちなかがバスケットボールチームの色に彩られます。

今後の展望

アリーナの運営は地域に根差した形で進められ、今後50年にわたり、持続可能な社会の実現にも向けた取り組みが行われる予定です。企業や団体との協力によって、神戸の魅力を高めるスマートシティの創造が目指されています。

「GLION ARENA KOBE」は、神戸という地域の新しいシンボルとして、未来に向けて大きな可能性を秘めています。観客はもちろん、地域に住む人々も楽しめるアリーナが開業することが待ち遠しい限りです。