株式会社kubell(旧Chatwork株式会社)は、設立20周年を迎え、2024年7月1日より社名を「株式会社kubell」に変更しました。同時に本社機能も移転し、新たなスタートを切りました。
これまで培ってきたビジネスチャット「Chatwork」の顧客基盤を活かし、人とAIなどのテクノロジーを融合させたビジネスモデル「BPaaS(Business Process as a Service)」を強化することで、顧客のDXを支援していくことを目指しています。
同社は、2024年2月に発表した中期経営計画2024-2026で、「中小企業No.1 BPaaSカンパニー」を掲げています。
今回の社名変更は、単なる名称変更ではなく、BPaaS事業への本格的な取り組みを象徴するものです。新社名「kubell」には、「私たちのサービスを通して働くすべての人の心に宿る火に、薪を『くべる』存在でありたい」という想いが込められています。
社名変更と同時に、連結子会社の社名変更や新会社の設立など、グループ全体で再編が行われました。
連結子会社のChatworkストレージテクノロジーズ株式会社は、「株式会社kubellストレージ」に、BPaaS事業の中核を担う新会社「株式会社kubellパートナー」が4月1日に設立されました。また、コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)の名称も「Chatwork スーパーアプリファンド」から「kubell BPaaSファンド」へと変更されました。
これらの再編により、kubellグループはビジネスチャットの枠組みを超え、より幅広いサービスを開発・提供していく体制を整えました。
本社移転については、従来のオフィス環境では、事業成長に伴い増える従業員に対して、オンラインだけでは補いきれない連携の強化などが課題となっていました。そこで、よりミッションとビジョンに即した組織のあり方、オフィスのあり方について検討した結果、移転が決定されました。
新オフィスでは、オンラインとオフラインのハイブリッドワークを最適化し、様々なコラボレーションが生まれる環境作りを目指します。
kubellグループは、これからも「働くをもっと楽しく、創造的に」というコーポレートミッションを体現し、「一歩先の働き方」への挑戦を続けていきます。