登山者必見!新刊『図解山岳救助技術』の魅力
登山やハイキングは多くの人々にとって楽しいアクティビティですが、その背後には常に危険が潜んでいることを忘れてはいけません。多くの登山者が経験する滑落や遭難事故は、毎年数多く報告されています。そんな危険な状況から自分や仲間を守るために、効果的な救助技術を学ぶことが重要です。そこで登場するのが、山本一夫氏による新刊『図解山岳救助技術確保的根拠から救助技術まで』です。
著者の山本一夫さんは、山岳ガイドとして長年にわたり多くの登山者を指導してきた経験を持ち、消防や警察の救助隊員たちに対する育成も行ってきました。その豊富な知識と実績をもとに、本書では怪我や遭難に対する備えを、図解を交えてわかりやすく解説しています。
本書の内容
本書の主な特徴は、ロープの結び方やその使い方、さらには救助用具の取り扱いや、緊急時における状況別の搬送法などに焦点を当てている点です。特に、「自分の身の安全は自分で守る」という思想が根底にあり、基礎的な技術がすでに身についている自然や山岳愛好者にとって、次のステップへの道しるべとなる内容が盛り込まれています。
また、著者は「枝葉的な技術」をそぎ落とし、最小限の資機材で効率的かつ迅速に行える救助方法に特化した内容になっています。これによって読者は、必要な技術を短期間で習得できるように設計されています。
類似書との違い
市場には数多くの登山に関する書籍がありますが、本書は特に救助技術に特化している点が特徴です。多くのガイドブックは、登山の楽しさを重視する一方で、いざという時の危急事態に対する護身術としての側面を軽視しがちです。しかし本書は、救助技術に対する真摯なアプローチを持っており、技術の習得が登山者にとって不可欠なものであると強調しています。
書籍の詳細
『図解山岳救助技術確保的根拠から救助技術まで』は、2025年4月25日に東京新聞(中日新聞東京本社)から発売されます。定価は1,870円(税込)で、92ページの内容で構成されています。イラストは橋尾歌子さん、大越玉代さんが担当しており、視覚的にも理解しやすい構成となっています。
著者について
著者の山本一夫さんは、日本山岳ガイド協会認定国際ガイドであり、同協会の顧問を務めています。さらに、日本山岳レスキュー協会の会長としても知られ、国内外で多くの難所を登った経験を持つ登山の専門家です。著書には他にも数多くの著作があり、その実績と専門知識から、本書の信頼性は非常に高いものとなっています。
お問い合わせと注文
本書の購入や問い合わせは、東京新聞出版部までご連絡ください。電話番号は03-6910-2527、FAXは03-3595-4831、メールは
[email protected]となっています。登山を愛するすべての方に手に取っていただきたい、実用的な一冊となっています。