GOOD LIFEフェア2024でサステナブルな商品を体験しよう!
2024年10月25日から27日の3日間、東京ビッグサイトにて開催されるGOOD LIFEフェア2024。このフェアでは、地域に根ざしたフェアトレード商品の数々を紹介します。特に注目すべきは、特定非営利活動法人「パルシック」が出展するブースです。ここでは、環境に優しいパッケージの東ティモール産の有機コーヒーをはじめ、スリランカから直輸入された有機紅茶など、魅力的な商品が勢ぞろいします。
サステナブルなパッケージの東ティモール産コーヒー
パルシックのブースでは、まず紹介されるのが東ティモール産の有機コーヒー「カフェ・ティモール」でしょう。このコーヒーは、環境への負荷を軽減した新しいパッケージ「シールドプラス®」を採用しています。この包材は、外側が紙の素材で、内側にはヒートシール層がラミネートされており、CO2の排出量も従来のパッケージ相比34%も削減されています。プラスチックに依存せず、またリサイクル表示も「紙」となるため、環境に優しい選択肢と言えるでしょう。
このコーヒーが出来るまでには、パルシックの地道な支援があったことは計り知れません。2002年に独立した東ティモールでは、コーヒーが唯一の輸出品であり、パルシックは地域のコーヒー生産者と共にその品質向上に努めてきました。山間部で育つこのコーヒーは、厳しい環境の中でも美味しさを引き出すための努力が続けられており、その結果、滑らかで豊かな風味を楽しめます。
スリランカの有機紅茶の魅力
さらに、パルシックブースではスリランカ産の有機紅茶も一押しです。南部デニヤヤに位置する「エクサ」という農家グループが栽培するルフナ紅茶は、コクと甘み、また美しい水色で知られています。これらの紅茶は、有機栽培で育てられ、健康にも配慮されています。「有機ルフナ紅茶」やベルガモットフレーバーの「有機アールグレイ紅茶」は、身体にも優しい飲み物なため、ぜひ試していただきたい一品です。
事実、スリランカの農家たちも持続可能性を考慮し、化学肥料を使わずに有機栽培に転換しています。これは、彼ら自身が健康被害から守られるだけでなく、環境保護にも寄与しているからです。スリランカ政府および地域住民の協力があってこそ、こうした取り組みは可能になっています。
フェアトレードの核心を知る
パルシックの活動には、単なる商品販売以上の意味があります。彼らは「民際協力」という視点で、困難な状況にいる人々を支援し、国境を越えた対等な関係づくりを目指しています。このようなフェアトレードは、私たち消費者が理解を深めるための重要な手段ともなります。
お買い物一つを通じて、どのように商品が作られているのか、環境への影響はどうかなど、私たちの行動がどのように世界に影響を与えるかを考える契機となります。また、商品の背後には、多くの人々の努力やストーリーが存在し、その理解も必要です。
フェアトレード商品を手に取るチャンス
GOOD LIFEフェア2024では、パルシックのブースを訪れることをお勧めします。実際に手に取って、その品質やデザインを感じることができます。環境意識の高い商品と出会うことで、自分の購買行動が社会に与える影響について、再考することができるでしょう。
フェアトレード商品の購入は、環境への配慮だけでなく、経済的にも地域活性化に繋がります。私たちの購買により、サステナブルな商品が未来を形作る一助となるのです。ぜひ東京ビッグサイトに足を運び、これら素晴らしい商品たちと出会ってください。