積水ハウス、2025年度のZEH・ZEB目標を達成
積水ハウス株式会社は、2025年度において住宅及び非住宅の脱炭素化に向けた目標を達成したことを発表しました。同社の戸建住宅におけるZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)比率は96%に達し、賃貸住宅「シャーメゾン」のZEH比率は77%、非住宅建築においてはZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)比率が55%となりました。これらの数値は当初設定された目標をいずれも上回る結果です。
目標達成の背景
2025年度は、国が掲げる「ZEHビルダー/プランナー登録制度」及び「ZEBプランナー登録制度」の普及目標が設定されている年であると同時に、積水ハウスの第6次中期経営計画の最終年度でもあります。この節目の年に高い数値を維持できた要因は、同社が採用した「グリーンファースト ゼロ」などの取り組みにあります。これにより、累積棟数は戸建住宅で95,776棟、賃貸住宅で70,988戸に達しました。
建物の用途による提案も強化され、特に事務所用途の「グリーンファーストオフィス」が評価されるなど、非住宅の分野でもZEB比率が前年度比で12ポイントアップしたことで、総合的に見て業績向上に寄与しました。
主な取り組みの詳細
戸建住宅
積水ハウスは戸建住宅において96%のZEH比率を達成しました。これにより、住まい手に対する省エネのメリットと温暖化対策を同時に提供することができています。特に「グリーンファースト ゼロ」としての取り組みは、持続可能なライフスタイルを提案し続けています。
賃貸住宅
賃貸部門では、シャーメゾンにおいて77%のZEH比率を維持し、今後も入居者に魅力的な「住戸ZEH」への転換を進める方針です。これにより、高水準を保つだけでなく、新たな価値を提供し続ける考えです。
非住宅建築
非住宅建物分野でも積水ハウスは闘っており、55%のZEB比率を達成しました。236棟のZEBを受注し、「グリーンファーストオフィス」、クリニック用ZEBなど、用途別に設計を行う方針で進んでいます。
2050年に向けた未来のビジョン
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、積水ハウスグループは、戸建住宅と賃貸住宅、分譲マンション、非住宅建築の全ての分野で脱炭素化の取り組みを進めていく予定です。特に、2030年までに製品使用時のCO2排出量を2013年度比55%削減することを目指している点も注目です。
全国で展開されている取り組みは、ただ数字を追い求めるのではなく、住まい手と社会全体にとっての持続可能な未来を培うための力となっているのです。新築住宅の使用時CO2排出量は、2013年度に比べ51%削減されており、今後も引き続き積水ハウスの活動が注目されるでしょう。
まとめ
積水ハウスの取り組みは、単なる住宅供給を超え、社会全体の持続可能性を意識したビジョンの実現に向けて進化していると言えます。同社の今後の展開に期待が寄せられる中、すべての住宅分野において環境負荷を軽減した製品が待望されています。