有隣堂公式YouTubeチャンネル初の流行語大賞
2024年12月26日、有隣堂が運営する公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」(愛称:ゆうせか)は、初めての流行語大賞を発表しました。この大賞は、2020年6月から2024年12月までに公開された305本の動画から選ばれ、特に記憶に残った言葉がクローズアップされるという趣旨で行われました。
流行語大賞の選出方法
大賞の選出過程は、視聴者参加型のものでした。まず、2024年12月3日から17日の間に、X(旧Twitter)で「#ゆうせか流行語大賞」をつけた投稿を呼びかけ、視聴者から候補となる言葉を募集しました。結果として500を超える投稿が寄せられ、その中から特に人気の高かった12の候補が選ばれました。
そして、YouTubeライブでの視聴者投票によって、大賞は「極めて冷静に」が選ばれました。このライブイベントには、3,000人を超える同時接続者がおり、参加者の数はのべ6,000人以上に達し、非常に注目を集めました。
記念すべき初回大賞の発表
大賞を受賞したのは、三省堂辞書出版部長の山本康一氏で、彼は「極めて冷静に」という言葉を含む動画での発言が評価されました。発表の際、山本氏は「思いもよらぬことです」と驚きを表し、辞書作りに関する思いを綴りました。
「この言葉は元々、辞書づくりの基本姿勢を述べたものでしたが、それを超えてこんなに広がるとは感無量です。」と感謝の意を述べ、視聴者や関係者への心からの感謝の言葉を伝えました。
ノミネートワード一覧
この流行語大賞では、視聴者からの投稿から次の12のノミネートワードが選ばれました:
1. 買えません(#001キムワイプの世界、有隣堂文房具バイヤー岡﨑弘子)
2. Amazonで買わないでください(#002ガラスペンの世界、有隣堂文房具バイヤー岡﨑弘子)
3. 冷蔵庫の下から出てきたたくあん(#007書店で買えるウマイもんの世界、チャンネルMCR.B.ブッコロー)
4. 極めて冷静に(#021「新明解国語辞典」の世界、三省堂辞書出版部長山本康一)
5. カフェオラ(#024最新地球儀の世界、有隣堂横浜駅西口店間仁田亮治)
6. ワクワク(#057自由研究キットの世界、有隣堂アトレ恵比寿店大平雅代)
7. 本ではないので文房具です(#061高価格文房具の世界、有隣堂文房具バイヤー岡﨑弘子)
8. ストン(#077新明解国語辞典VS三省堂国語辞典の世界、三省堂辞書出版部長山本康一)
9. 君はミミズクの友達(#152有隣堂のブックカバーの世界、チャンネルMCR.B.ブッコロー)
10. いらん5000だったな(#232ブッコローグッズについて真剣に話し合う回、有隣堂広報・マーケティング部渡邉郁)
11. 調子に乗ったら地獄行き(#281動物の骨の世界、Gakken図鑑編集チーム編集長松原由幸)
12. ブッコローさんにはご遠慮いただいて(#285有隣堂・大阪初進出、有隣堂書籍バイヤー芝健太郎)
有隣堂の公式YouTubeチャンネルについて
「有隣堂しか知らない世界」は、老舗書店が贈るさまざまな情報を発信するYouTubeチャンネルです。チャンネル開設当初から続くこの取り組みは、ブランドのユニークな一面を描くために生まれました。その活動の一環として、即時にリーチできるプラットフォームで公式動画を公開し、現在32.2万人もの登録者を誇ります。毎週火曜日に更新されるこのチャンネルでは、教育的要素や楽しさが取り入れられたコンテンツが視聴者に提供されています。
このように、有隣堂のYouTubeチャンネルは単なる動画配信に留まらず、視聴者との双方向のコミュニケーションを重視した一歩進んだスタイルを楽しむことができる場所となっています。ぜひ皆さんも視聴してみてください!