コロナ対策とLBMA
2020-04-16 16:30:15
LBMA Japan、位置情報データ活用で新型コロナウイルス対策を推進中
LBMA Japan、新型コロナウイルス対策に挑む
一般社団法人LBMA Japanは、東京都千代田区に本拠を置く位置情報に特化した企業連合です。その活動の中で、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大という試練に直面し、緊急事態宣言や外出自粛要請が発令されたことを受けて、会員企業との協議を行いました。本記事では、LBMA Japanの会員企業がどのように位置情報データを活用して、感染拡大防止施策を実施しているのかを詳述します。
位置情報データの重要性
新型コロナウイルスの影響で人々の移動が制限され、経済にも大きな影響を与えました。この状況下で、位置情報データは市民の人流を把握し、外出自粛を促すための有力なツールとして注目されています。LBMA Japanは、加盟企業に対してこのデータを活用することを推奨し、迅速に情報を共有することで、正確な行動を促進しています。
各会員の取り組み事例
株式会社アドインテ
アドインテは、東京都と大阪府における移動傾向の違いを分析した独自調査を行いました。繁華街の人流変化を観測し、過去のデータと照らし合わせることで、地域ごとの外出自粛要請への反応を定量的に示しています。
株式会社Agoop
Agoopは、「新型コロナウイルス拡散における人流変化の解析」を行い、その結果を公開しました。データに基づいた行動の変化を分析し、効果的な感染拡大防止策をサポートします。
株式会社ブログウォッチャー
ブログウォッチャーは、位置情報データを元に人流の変化、移動の傾向、勤務形態の変化を可視化したレポートを発表しました。これにより、どの地域でどのような行動が取られているかを明らかにし、今後の対策に役立てています。
Foursquare
FoursquareもCOVID-19が人々の行動に与える影響を探る記事とリサーチを公開しています。実際の行動データを通じて、社会の変化を洞察し、効率的なマーケティング戦略の立案に貢献しています。
Pinmicro株式会社
Pinmicroは、屋内での位置情報センシング技術を活用した院内患者動態モニタリング「MeTrack」を緊急リリースしました。この技術により、院内での感染症の感染経路をリアルタイムで把握し、対策に役立たせています。
株式会社unerry
unerryは、ビッグデータとAIを活用して、緊急事態宣言による「外出自粛」への影響を調査しました。このデータは、将来的に同様の情勢が発生した際の参考となり、より効果的な施策の検討に寄与します。
今後の展望
LBMA Japanの会員企業は、今後も位置情報を活用して新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた取り組みを継続していく予定です。公式ホームページでは、最新の活動内容を随時更新していますので、ぜひチェックしてみてください。LBMA Japanは、位置情報を通じて、社会全体の健康と安全を守るためにさらなる努力を傾けるでしょう。
LBMA Japanの概要
一般社団法人LBMA Japanは、2020年2月に設立されました。代表理事は川島邦之氏で、位置情報データの活用を促進し、それに関連する様々なガイドラインを制定するなど、幅広い活動を展開しています。国際的な企業連合として、現在では22都市に支部を持ち、多くの企業が加盟しています。今後も位置情報マーケティングの発展に寄与し、社会的なニーズに対応していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人LBMA Japan
- 住所
- 東京都千代田区神田和泉町1番地6-16 ヤマトビル405
- 電話番号
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