ATCエイジレスセンターがリビングラボ活動を開始
大阪市住之江区に位置するATCエイジレスセンターでは、地域と企業、大学、行政が協力し、介護・福祉・健康分野における新しい製品やサービスの開発と実証を目的とする「リビングラボ活動」が2025年秋より本格的にスタートします。
この新たな取り組みは、超高齢社会における様々な課題を解決し、新しいビジネスの創出を目指しています。特に、産学官民が連携することで、より効果的な解決策やサービスの開発が期待されており、参加者の多様な視点を生かした共創の場として機能します。
エイジレス健康フェスタとは
その一環として、2025年11月19日(日)に「エイジレス健康フェスタ」を開催します。このイベントは、誰もが楽しく健康づくりに取り組めることを目的としており、色々なプログラムが用意されています。特に注目なのは、総合格闘技スタジオSTYLEの代表、池本誠知氏を迎えた「はじめてのキックボクシング体験会」です。ストレスを発散しつつ、楽しみながら体を動かせる貴重な機会です。
多彩な体験プログラムが勢揃い
エイジレス健康フェスタでは、以下のような多様な体験プログラムを通じて、参加者が自分のペースで健康を促進できる環境を整えています。
- - TANOステーション:ゲーム感覚で体を動かす新しい健康づくりの体験
- - 百歳体操体験:参加者が楽しみながらできる体操
- - アルコールウォッチ:飲酒を見守るユニークなプログラム
- - ボッチャやモルック体験会:年齢や障がいの有無を問わず、誰でも楽しめるスポーツ交流
- - 高齢者向けスマホ教室:スマホをお持ちでない方も参加できる
- - アスマイル抽選ポイント:大阪府公式健康アプリとの連動で、楽しみながら健康を促進
リビングラボの概要
「リビングラボ」とは、企業、研究者、行政、市民などが一体となって生活環境の中で新しい商品やサービスを試し、意見を交わしながら改善していく仕組みのことです。ATCエイジレスセンターでは、出展企業が開発した商品を通じて市場性を検証し、価値ある共創の場を提供しています。
エイジレスセンターの成長
ATCエイジレスセンターは、介護や福祉、健康に関連する製品やサービスの展示に特化した国内有数のスポットであり、現在約110社が出展中です。2025年3月には出展企業が100社を超え、多様な企業が集結する場所としての役割が強化されています。
施設内の「介護ロボットゾーン」は「介護テクノロジーゾーン」にリニューアルされ、最新の介護支援機器を体験できる個室やトイレ、浴室、事務室が設置され、介護現場での利用シーンをリアルに再現しています。現在、40社の製品が展示され、約75%は実際に体験可能です。
今後の見通し
ATCエイジレスセンターは、介護、福祉、健康分野における産学官民の共創拠点として「リビングラボ活動」をリードし続けます。また、大阪・関西万博のレガシーを継承しながら「さきしま共創ラボ」と連携し、地域に根付いた持続可能な共創拠点を目指していく方針です。
お問い合わせ
ATCエイジレスセンター
電話:06-6615-5123
詳しくは
公式ウェブサイトをチェックしてください。