防災ワークショップ体験
2023-08-28 11:32:09
防災教育の未来:朝日放送グループの震災映像活用ワークショップ
防災教育の未来:朝日放送グループが提案する新たな防災学習
近年、日本各地で地震の発生リスクが高まっている中、効果的な防災教育の重要性が増しています。朝日放送グループは、この課題に対し、28年前の阪神淡路大震災の貴重な取材映像を活用した新たな防災学習プログラムを提供しています。
2000本以上の取材映像が伝える、リアルな災害の姿
朝日放送グループが2020年1月に公開したWebサイト「阪神淡路大震災取材映像アーカイブ激震の記録1995」には、2000本以上の映像クリップ(約40時間)が収められています。空撮映像や記者による現場レポート、そして被災者の生の声は、都市型地震の恐ろしさと、私たちが備えるべき教訓をリアルに伝えます。これらの映像は、単なる記録映像ではなく、防災教育における貴重な教材として活用されています。
eラーニングサイト「大地震が起きたら私たちはどうなる?」
朝日放送グループは、京都大学防災研究所との共同研究を通して、教育現場で使いやすいeラーニングサイト「大地震が起きたら私たちはどうなる?」を開発・公開しました。このサイトでは、災害への恐怖心を煽るのではなく、被災者の困窮を具体的に示す映像を選び、子どもにも理解しやすい「食糧」「水」「トイレ」「連絡手段」といったテーマに絞って構成されています。グループワークを通して、映像を視聴し、感じたこと、そして「今、私たちにできること」を共有する学習モデルとなっています。
ぼうさいこくたい2023でのワークショップ
9月17日、18日に神奈川県横浜市の横浜国立大学で開催される「ぼうさいこくたい2023」において、朝日放送グループはeラーニングサイトを活用したワークショップを実施します。横浜国立大学での参加はもちろん、Zoomによるオンライン参加も可能です。教育関係者だけでなく、どなたでも参加できます。ワークショップでは、eラーニングサイトの使用方法や、中学校での授業実践例、そして映像を使った防災啓発のあり方について、参加者と共に考え、議論を深めます。
参加方法
ワークショップへの参加は無料ですが、事前登録が必要です。詳細および登録方法は、ぼうさいこくたい2023の公式ウェブサイトをご確認ください。
まとめ
朝日放送グループの防災教育プログラムは、過去の災害から得られた教訓を、現代の教育現場に活かす取り組みです。リアルな映像と、参加型の学習を通して、防災意識の向上に貢献し、より安全で安心な社会の実現を目指しています。この機会に、ぜひワークショップに参加し、防災への理解を深めてください。
関連リンク
ぼうさいこくたい2023:https://bosai-kokutai.jp/2023/w-03/
阪神淡路大震災取材映像アーカイブ:https://www.asahi.co.jp/hanshin_awaji-1995/
eラーニングサイト:https://www.asahi.co.jp/hanshin_awaji-1995/e-learning/
スマホで見る阪神淡路大震災:http://www.jimotonohon.com/annai/a1565_hanshinawaji.html
会社情報
- 会社名
-
朝日放送グループホールディングス株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市福島区福島1-1-30
- 電話番号
-
06-6458-5321