イビス札幌の朝食
2025-02-23 13:49:21

エシカルな朝食を実現!イビススタイルズ札幌の新たな挑戦

エシカルな朝食が楽しめるイビススタイルズ札幌



北海道札幌市の中心に位置する「イビススタイルズ札幌」では、持続可能な食の取り組みとして、アニマルウェルフェアに基づいた朝食ブッフェを提供することになりました。2025年1月30日から、特に注目されているのが、平飼い卵を活用したオムレツです。この試みは、ただの食事の提供にとどまらず、動物福祉の意識を高めるための重要な第一歩とされています。

平飼い卵と持続可能な食



アニマルウェルフェアとは、動物を快適な環境で飼育し、苦痛を軽減させるための考え方であり、現在、世界中でその重要性が認識されています。日本でも動物福祉に対する注目が高まり、農林水産省が制定した飼養管理指針からも分かる通り、農業界全体での改善が求められています。

イビススタイルズ札幌が導入する平飼い卵は、鶏が自由に動き回れる環境で育ち、その質の高さから非常に注目されています。ホテルの料理長、堀江亮氏が手掛けるオムレツは、これらの卵を使い、その特徴を最大限に生かした美味しさを追求しています。

美味しさと見た目の両立



朝食ブッフェで提供されるこのオムレツは、北海道産の牛乳とバターを使用し、ズッキーニ、パプリカ、人参、玉ねぎなど彩り豊かな食材が盛り込まれています。均一に火が入るように、温度や湿度を何度もテストし、試行錯誤を経て完成された丸いオムレツは、一台から50切れにカットして提供されるため、シェアして楽しむこともできます。

開始以来、大変好評で、毎朝約100個分の卵を使用してオムレツが提供されています。

将来への展望



今回のオムレツの導入だけでなく、今後は平飼い卵を使った新メニューも登場予定です。例えば、ケージ飼いの卵を使っていた厚焼き卵やスクランブルエッグを、平飼い卵に切り替えることも検討されています。この取り組みは、動物福祉に対する意識の高さを反映したものであり、同時にエシカル消費を促進するためのものでもあります。

世界的なエシカル消費の潮流に応じて



支配人の森田雅春氏は、「当館のお客様の約7割が訪日外国人であることから、エシカル消費へのニーズに応えるメニューの提供が重要である」と語っています。平飼い卵は一般的にケージ飼い卵の約1.5倍の価格ながら、質の高い食材を求めるお客様への配慮が必要とされているのです。

このような取り組みは、持続可能な社会を意識した今の時代にぴったりの選択肢と言えるでしょう。

まとめ



イビススタイルズ札幌の朝食ブッフェは、ただ美味しいだけでなく、動物福祉や持続可能性に対する強いメッセージが込められた内容となっています。朝食ブッフェは宿泊者以外も利用でき、お財布に優しい料金で楽しむことができます。205日までの限定提供期間中に、ぜひその味を体験してみてはいかがでしょうか?

イビススタイルズ札幌 公式情報




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会社情報

会社名
エイ・エイ・ピー・シー・ジャパン株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-3-1 東京虎ノ門グローバルスクエア13階
電話番号
03-5157-1733

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