中部発、地域課題解決型ファンド「Central Japan Seed Fund」始動!
MTG Venturesは、2018年からスタートしたMTGグループのCVCとして、地域課題の解決に貢献する新たなファンド「Central Japan Seed Fund(CJS)」を設立しました。CJSは、中部地域に拠点を置くシード期のスタートアップに対し、資金提供と事業支援を行うことで、地域経済の活性化を目指します。
CJS設立の背景
MTG Venturesは、これまでもVITAL LIFEをテーマにスタートアップへの投資と支援を行ってきました。同時に、中部地方発のCVCとして、地域スタートアップエコシステムの創出・活性化にも力を入れてきました。
しかし、地域課題の解決には、より強固な資金供給体制が必要だと考え、今回のCJS設立に至りました。
CJSの概要と出資者
CJSは、13年の運用期間を設け、シード期のスタートアップに対して、中長期的な支援を行います。投資領域は、地域課題解決型スタートアップに特化し、中部地域に拠点を置く企業への投資を30%以上にすることで、地域経済の持続的な発展に貢献することを目指します。
また、地域課題は全国共通の課題であることから、中部以外の出資者とも連携し、全国的な課題解決にも挑戦していきます。
CJSの投資先
2022年10月31日現在で、CJSは下記6社のスタートアップに投資を実行しています。
エイトス株式会社: 製造業等の現場改善を促進するクラウドサービス「Cayzen」を提供。現場の改善活動を、省エネ・脱炭素への取り組みにも拡大していきます。
KUROFUNE株式会社: 日本に住む外国人労働者の生活支援サービスアプリを提供。オンライン薬局、生活相談サービス、所得補償保険など、多岐にわたるサービスを展開し、金融領域へのサービス拡大も目指しています。
株式会社SchooMy: 誰もが「作って、動かして」課題解決できる世界を目指し、革新的な教育サービス「スクーミーボード」を提供しています。
株式会社トクイテン: AIとロボットによる有機農業の自動化システムを開発し、「持続可能な農業へのシフト」を加速させています。
株式会社knewit: 荷主様・運送会社様向けに、企業間物流シーンにおける納入手順書や配車計画表をクラウド管理するSaaSを提供しています。
株式会社Knowhere: AI×スマートフォンを活用したアプリ・ソフトウェア開発を通して、「誰でも、いつでも、どこでも」スポーツが上手くなれる環境を提供します。
MTG Venturesについて
MTG Venturesは、MTGグループのコーポレートベンチャーキャピタルとして、2018年から投資活動を開始しました。VITAL LIFE領域のスタートアップ37社に投資を行い、起業家と共に新産業を創造し、スタートアップエコシステムの構築に貢献しています。
また、中部地域のエコシステム発展に向けたイベントの企画・運営、CVC会コミュニティの企画・運営、小学生・中学生向けの起業家教育・SDGs教育など、地域全体の持続的な発展・成長を目指した活動にも力を入れています。
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MTG Ventures
https://mtgv.vc/