使用済みEVバッテリーと花の共演
2025年5月24日、北海道釧路市で開催された「第51回くしろチューリップ&花フェア」で、特別なイルミネーション付きの花馬車が注目を集めました。このイルミネーションは、使用済みのEV(電動自動車)バッテリーを再利用して電源を供給されています。オークネット、オープニングアクト、MIRAI-LABOの3社が連携し、「リパーパスEVバッテリー・イルミネーションプロジェクト」を後押ししました。
この試みは、循環型経済を強く意識したもので、単なるイベントの飾りではなく、環境意識を広める重要なステップです。使用済みEVバッテリーは一般的に廃棄されることが多く、その有効活用が求められています。オークネットはこのバッテリーの残存容量に着目し、それを活かすプロジェクトを立ち上げたのです。
新しい風を吹き込む「光る花馬車」
「光る花馬車」は、チューリップや他の花々に囲まれながら、イベント会場を華麗に演出しました。花馬車がゆっくりと進む姿は、訪れる人々に楽しさと驚きを与え、その美しいイルミネーションは、まるで夢の中にいるかのような一時を提供してくれました。