住宅・建築業界に革命をもたらす「SynQ Remote」
2025年6月4日から6日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「住まい・建築・不動産の総合展[BREX]2025」に、遠隔立ち会いを可能にする画期的なコミュニケーションツール「SynQ Remote」を開発した株式会社クアンドが出展する。このイベントは、住宅・建築業界の最新技術やサービスを一堂に紹介する貴重な機会で、クアンドは特に注目を集める存在となるだろう。
SynQ Remoteとは?
「SynQ Remote」は、遠隔地からでもリアルタイムで現場の状況を把握できるビデオ通話ツールであり、特に建設・製造現場に特化している。このツールを活用することで、作業員や施主、業者などの関係者が距離を超えてつながり、効率的に情報を共有することが可能だ。
体験型ブースでのインタラクション
クアンドのブースでは、「見て、触れて、使える」体験型の展示が行われる予定であり、訪れた人々は実際に「SynQ Remote」を使用できる機会が提供される。また、大型デジタルサイネージを活用し、臨場感あふれるデモンストレーションが行われる。このような取り組みは、潜在的な顧客や業界関係者に強い訴求力を持つ。
新機能で使いやすさ向上
「SynQ Remote」には、電波環境が悪い場合でも品質の高い映像を提供可能にする「画質優先モード」や、アカウントを持たないゲストでも通話できる「個別通話機能」という新しい機能が追加された。これにより、現場のコミュニケーションがさらに円滑になることが期待される。特に、現場に直接行かずに確認ができるため、コスト面でも大きなメリットがある。
実際の導入事例と効果
長崎県の谷川建設が「SynQ Remote」を導入したことで、彼らは現場の確認がリアルタイムにでき、工期の短縮や品質向上が実現した。特に、上司の確認が容易になったことで、出戻り工事の減少につながったとのこと。このような成功事例が他の企業にも広がることで、業界全体の効率化が進むことが期待されている。
クアンドの目指す未来
株式会社クアンドは、「地域産業・レガシー産業のアップデート」をミッションに掲げ、技術者不足や労働力不足という日本の社会課題をDX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて解決しようとしている。2020年11月に「SynQ Remote」をリリースし、その高い評価から経済産業省のスタートアップ育成プログラム「J-Startup2023」にも選ばれた。地域に根ざしたスタートアップとして、クアンドの今後の成長と取り組みには目が離せない。
今回の「BREX2025」への出展は、彼らの技術を広く知ってもらう良い機会であり、業界全体に新たな風を吹き込むことが期待されている。興味のある方はぜひ、実際のブースに訪れて体験してみてほしい。事前登録が必要なので、詳細は公式サイトをチェックしよう。