都築電気、DX検定シリーズ企業優秀賞を獲得
2024年度の「DX検定シリーズ企業優秀賞」を受賞したのは、東京都港区に本社を置く都築電気株式会社です。同社は、一般社団法人日本イノベーション融合学会(IFSJ)からこの栄誉を授与されました。これは、DX人材の育成において特筆すべき成果を上げた企業の表彰であり、都築電気は2021年度に続き、今回が3度目の受賞となります。
DX検定™とは
DX検定™は、IFSJが2018年から主催している知識検定で、デジタルトランスフォーメーション(DX)の人材育成に寄与することを目的としています。この検定は、ICT技術やビジネスの最新トレンドに関する広範な知識を評価するもので、参加者の成績に応じて「プロフェッショナルレベル」「エキスパートレベル」「スタンダードレベル」といった認定が与えられます。
2024年度のDX検定では、プロフェッショナルレベルの認定者を最も多く輩出した都築電気が「企業優秀賞」に選出されました。これは同社の強力なDX推進の証です。
DX人材育成への取り組み
都築電気は、中期経営計画「Transformation 2026」を策定し、人的資本の向上を経営基盤の強化の主な柱に置いています。この取り組みの一環として「DXアソシエイト制度」を導入し、社員のスキル向上を図っています。この制度では、マインド・知識・経験の三側面からDX人材を評価し、知識の側面にはDX検定™を活用します。
さらに、2023年8月からは社員全体のDXリテラシーを向上させることを目的に、検定の受検を奨励・支援するプログラムもスタートしました。
受賞に寄せられたコメント
受賞に際し、一般社団法人日本イノベーション融合学会のDX検定委員会委員長である山本米孝氏は、都築電気の取り組みが高く評価されていることに触れ、主に以下のポイントを指摘しています。
- - 複数のレベルにおいて多数の認定者を輩出したこと。
- - DX人材育成における持続的な成果。
- - 全社的なDX推進体制の構築。
これらは、都築電気がDX人材育成に対して強いコミットメントを持っている証です。
都築電気株式会社の企業理念
都築電気は「人と知と技術で、可能性に満ちた“余白”を、ともに。」というパーパスを掲げています。計画的なデジタルトランスフォーメーションにより、顧客の企業価値の向上や社会課題の解決を目指す企業です。今年は創業100周年を迎え、2032年に向けた「長期ビジョン」を策定し、成長をナビゲートする集団への変革に努めています。
都築電気の取り組みは、今後も持続的な企業価値の向上と豊かな社会の実現に寄与することでしょう。今後のさらなる成長が期待されます。