れきぶんコレクション
2025-10-30 19:02:30

長崎歴史文化博物館が20周年を迎え特集展示「れきぶんコレクション20年」を開催

長崎歴史文化博物館 20周年特集展示のご案内



長崎歴史文化博物館では、2025年の開館20周年を記念し、「れきぶんコレクション20年」という特集展示を開催します。この展示は、2025年10月22日から12月14日までの間、特集展示室とオランダとの交流コーナーで行われます。

この博物館は、1995年に開館し、これまでに約8万4950点の資料を収蔵しています。開館当初に所蔵していた資料の多くは、長崎市立博物館、長崎県立美術館、長崎県立長崎図書館から移管されたものでしたが、昨今の収蔵活動により、貴重な資料がさらに増加しました。特に、長崎奉行所に関する重要文化財や青方文書などが含まれており、今回の展示でもその一部が披露されます。

展示内容は、開館以来の20年間にわたって集められた資料の中から厳選された15件37点が特集されます。また、オランダとの交流の歴史に関わる資料も合わせて展示され、来場者にとって興味深い内容となるでしょう。

展示目玉



特集展示に出品される目玉資料の一つは、『泰西王侯図屏風』です。この重要文化財は1988年に国指定されており、美術館や博物館4館に貸出されている貴重な作品です。また、江戸時代の長崎奉行所に関する資料も多く含まれており、行政や司法、貿易に関する情報が豊富に盛り込まれています。これにより、長崎の歴史と文化を深く理解することができます。

さらに、特集展示には、新たに収蔵された資料も含まれており、『アクアヴィーヴァ肖像画』『ヴィテルスキー肖像画』など、美術的にも価値のある作品が展示されます。これらの資料は、長崎と海外との交流を象徴する一端を示すものであり、非常に重要な文化的財産です。

ブラジルとの交流も



また、特別展示として『ドッガーバンク海戦図蒔絵プラーク』も紹介されます。これは18世紀末から19世紀初頭にかけて制作されたもので、漆器の壁掛けとして輸出されていた例が非常に少ない貴重な資料です。

詳細情報



本展示は、常設展示の観覧料で見ることができ、一般の方は大人630円、小中高生310円で入館可能です。特に、11月3日、県民の日には、長崎県民の方が本展示を含む常設展を無料で楽しむことができる特典もあります。この機会に貴重な資料を目の当たりにし、歴史を楽しむ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

展示会場の開館時間や休館日については、公式ウェブサイトや館内での案内をご確認ください。皆様のご来館を心よりお待ちしております。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

会社情報

会社名
株式会社乃村工藝社
住所
東京都港区台場2丁目3番4号
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。