分身ロボットで接客!特別支援学校生徒向け遠隔就労体験プログラムが神戸・名古屋で開催
「孤独の解消」を企業理念とするオリィ研究所は、分身ロボット「OriHime」を使った遠隔就労体験プログラムを、神戸・名古屋で開催される期間限定地域キャラバンカフェ「分身ロボットカフェDAWN ver.β」にて実施することを発表しました。
このプログラムは、難病や重度障がいなどで外出困難な生徒が、学校や自宅から分身ロボット「OriHime」を操作し、カフェのお客様をおもてなしするというものです。生徒たちは、OriHimeを通して接客の練習を行い、社会とのつながりを実感する貴重な機会を得られます。
オリィ研究所は、これまで福岡、札幌、広島、京都などで地域キャラバンカフェを開催してきました。2024年度は、神戸(9月20日~10月6日)と名古屋(11月1日~17日)で、地域住民と交流できる場を提供します。
今回のプログラムは、バイオジェン・ジャパンの支援により実現しました。バイオジェン・ジャパンは、神経科学領域における医薬品開発のパイオニアとして、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。
生徒たちの挑戦をサポート
生徒たちは、カフェでの接客デビューに向けて、先輩パイロットと呼ばれる経験豊富な操作者から遠隔研修を受けます。OriHimeの操作方法だけでなく、接客に必要なコミュニケーションスキルやマナーなども学びます。
研修を通して、生徒たちは自信をつけ、社会の一員として活躍する喜びを体験できるでしょう。
分身ロボットカフェDAWN ver.β
分身ロボットカフェDAWN ver.βは、OriHimeを操作するパイロットが、カフェのお客様にドリンクやフードを提供する、画期的なカフェです。
パイロットは、遠隔地からOriHimeを操作し、お客様と会話したり、笑顔で接客したりします。
お客様は、OriHimeを通してパイロットの人柄に触れ、新たな出会いを体験できます。
社会参加への促進
このプログラムは、重度障がいを持つ生徒たちが社会参加の機会を広げ、自分自身の可能性に挑戦する場を提供することを目指しています。
オリィ研究所は、今後も分身ロボット技術を活用し、誰もが社会の一員として活躍できるような社会の実現を目指していきます。