岐阜城が新たなデジタルプロジェクトをスタート
岐阜市にある岐阜城で、「岐阜デジタル城下町プロジェクト」が発表されました。このプロジェクトは、お城ファンのために設計されたもので、株式会社バケットと株式会社電算システムの共同によって運営されています。
限定1万人の町民証を先行配布
このプロジェクトの目玉は、全国のお城ファンを対象に限定1万人の「岐阜デジタル城下町民」を募集し、デジタル城下町民証を無料で配布することです。町民証は、岐阜城を起点としたオンラインコミュニティにアクセスできる鍵となります。特に、9月14日からスタートした配布イベントでは、岐阜城に来た最初の500名に町民証が贈られます。
夜景を楽しむイベントも同時開催
また、岐阜城では「岐阜城パノラマ夜景」が開催されており、季節の変わり目に合わせて夜間のロープウェー運行や入場が可能です。イベントは2024年の9月14日から11月30日までの土日祝日に行われ、観光客や地元の方々が素晴らしい夜景を楽しめる機会となります。
デジタル城下町アプリの機能
プロジェクトは、専用のSNSアプリ「デジタル城下町」を通じて活用されます。このアプリでは、お城を訪問した際の記録を残す機能や他のお城ファンと施設を共有する「城活」報告機能が含まれています。これにより、ファン同士で気軽に情報を交換し、コミュニケーションを楽しめる場を提供します。
アプリとともに町民証をリンクさせることで、登城やプロジェクトへの支援に応じて町民証をグレードアップできます。アイテムとして複数の町民証を所有することができ、まるで御城印を集めるように楽しむことができるのです。
地域活性化への道
このプロジェクトは、47以上の名城と連携し、コミュニティの形成を進めていく予定です。これにより、地域のお城の魅力を幅広いファンに伝え、観光客の増加を目指します。また、参加自治体からのイベント情報を発信できる機能も将来的には導入予定で、地域の文化や歴史資源に対する関心を高めていくことが期待されています。
参加自治体の一般募集も開始
さらに「デジタル城下町プロジェクト」では、全国の城郭自治体の参加希望を受付中です。この活動に参加することで、各自治体は無料で町民証を発行し、独自のイベント情報をコミュニティにシェアできます。興味のある自治体はぜひ、お問い合わせをしてみてください。
最後に
「岐阜デジタル城下町プロジェクト」は、単なる地域の宣伝だけではなく、お城を愛する人々が集まり、新たなつながりを築くための画期的なプラットフォームです。今後、このプロジェクトが広がることで、さらなる地域の発展が期待されます。