第3回知財活用ビジネスプランコンテストの詳細
日本弁理士会(所在地:東京都千代田区、会長:鈴木一永)が、令和5年度の「知財活用ビジネスプランコンテスト」を開催することを発表しました。このコンテストは、技術、デザイン、ビジネスモデルなどを活用した新しいビジネスプランを見つけ出し、それを表彰することを目的としています。また、受賞したプランの育成支援も行われるため、中小企業やスタートアップにとって大変魅力的な機会となっています。
賞と受賞者特典
コンテストでは、以下のような賞が用意されています。グランプリに輝くと、日本弁理士会会長賞として賞金50万円と表彰状、記念盾が授与されます。さらに準グランプリには30万円、特別賞には15万円、そして奨励賞には中小企業診断協会会長賞として15万円が贈られます。
受賞者には、弁理士による知的財産経営コンサルティング等も受けられる特典が付与され、実際のビジネスプランの育成に向けたサポートが行われます。
募集対象
応募資格は、中小企業やスタートアップ、さらにはこれから起業を目指す方々です。技術、ブランド、デザインなどの知的財産を用いたビジネスプランをすでに実施しているか、もしくは今後実施を計画している必要があります。具体的には、以下の条件を満たすプランが対象となります。
- - 新しい技術やデザインを利用するもの
- - 新しいビジネスモデルを活用するもの
- - 商標権を取得または取得予定であることが必要です。
審査の流れ
応募書類は、弁理士などの専門家で構成された審査委員会によって評価されます。審査のポイントは、独創性、実現性、将来性といった項目です。一次審査は書類審査で行われ、これを通過した方々には11月中旬から下旬にかけてピッチ審査が行われます。最終的な受賞者は12月上旬に決定します。
応募方法
応募の締切は令和5年10月1日(日)です。応募シートは日本弁理士会の公式ウェブサイトからダウンロードが可能で、その後記入の上、指定のメールアドレスに送信する形で提出が求められます。
提出先と注意事項
応募者は、提出する書類に関する秘密保持や虚偽情報の提供に注意を払いながら応募する必要があります。また、応募に伴う費用は応募者負担となるため、事前に計画をしっかりと練りましょう。
このように、知財活用ビジネスプランコンテストは新たなビジネスチャンスを生む場であり、多くの創造的なアイデアが求められています。是非、参加を検討してみてください。