立川での新たな電動モビリティの始動
エコフレンドリーな移動手段として注目される電動キックボードが、立川市で新たな一歩を踏み出しました。米国Bird Rides社が提供するキックボードシェアリングサービス「Bird」が、政府の認定を受け、運営パートナーのBRJがここ立川エリアで国内初の公道実証実験を開始しました。この実証実験は、地域住民の移動課題を解決することを目指しています。
サービス概要
この電動キックボードシェアリングサービスは、2021年10月30日からスタートしています。開始当初は、立川市全域で利用可能となり、駐車ポートは以下の4ヶ所が設けられています:
1. GREEN SPRINGS
2. 高松工業団地南(25号棟前)
3. タチヒビーチ前
4. 立飛ビル3号館前
今後はこれらの駐車ポートを順次拡大し、より多くの場所で利用可能になる予定です。
利用者は、スマートフォンアプリ「Bird」をダウンロードし、アカウント作成と必要な手続きを行った後にサービスを利用できます。利用時間は午前6時から午後10時までとベンガルしており、雨天や荒天時には変更がある場合があります。
特例措置とルール
この電動キックボードは「小型特殊自動車」として区分され、最高速度は15km/hに制限されています。走行場所も車道だけではなく、「普通自転車専用通行帯」や「自転車道」にも対応するため、より多様なルートでの移動が可能です。なお、ヘルメットは任意ですが、着用を推奨されています。免許証の携帯や自賠責保険への加入は必要となります。
試乗会の実施
初日の2021年10月30日と31日、GREEN SPRINGS内で試乗会が行われます。試乗は12歳以上が対象ですが、20歳未満の方は保護者の同意が求められます。参加希望者には公共交通機関の利用をお勧めしており、雨天決行ですが荒天の場合は中止となる場合もあります。
BRJのミッションと今後の展開
BRJは、Bird Rides社とライセンス契約を結んだ唯一のプラットフォームパートナー企業であり、電動キックボードの技術を駆使して地域の移動課題を解決すべく努めています。立川を皮切りに、関東エリアや全国の都市へと展開を広げることで、慢性的な交通の「不」を軽減し、より快適な移動手段を提供していきます。
BRJの目指すところは、この電動キックボードが将来的に「公共交通」の一部となることです。これにより日本の人々の移動を活性化し、安全で安心なサービスを地域に届けることが目標です。地域住民との連携を深めながら、今後とも誠実なサービス作りに邁進してまいります。
お問い合わせ先
BRJ株式会社は、東京都港区北青山に本社を構えており、代表者は宮内秀明です。詳しくは【
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