ファミワンが石川氏を招いてあすか製薬でヘルスケアについて講演
2025年10月6日、あすか製薬株式会社の事業開発本部で、株式会社ファミワンの代表取締役、石川勇介氏による講演が行われました。この講演は、あすか製薬が開催したイベント『見えない悩みに向き合う〜顧客目線から考える当社の役割〜』の一環であり、産婦人科領域に強みを持つあすか製薬の社員が、実際に日本で暮らす人々の視点を理解することを目的としていました。
ファミワンは、「子どもを願うすべての人に寄り添い、幸せな人生を歩める社会をつくる」というビジョンのもと、ヘルスケアサポートサービスを展開しています。法人従業員向けの福利厚生や自治体住民への支援を通じて、その理念を実現するための活動を行っています。
講演内容の概要
石川氏の講演では、ファミワンが設立されてからの10年間に集まった“見えない声”に基づくテーマが扱われました。特に、従業員がどのように感じ、どのような支援が必要であるかを理解することの重要性が強調されました。これにより、あすか製薬の各社員は、日本の患者さんや利用者の声を聴くことができ、業務に生かすための具体的なアイデアを得ることができたのです。
講演後には、あすか製薬の社員たちがグループディスカッションを行い、講演の内容を基に「講演からの気づき」や「私たちが取り組むべきこと」について意見を交わしました。このような意見交換を通じて、理解を深めるだけでなく、具体的なアクションプランを考える機会となったとされています。
ファミワンの福利厚生サービス
ファミワンの福利厚生サービスは、専門家によるセミナーやオンライン健康相談を通じて従業員のリテラシー向上や組織の風土づくりをサポートしています。特に、女性に特有の健康課題に関して、約70%の女性従業員が上司や周囲の理解を期待していることが、調査結果から明らかになっています。
このサービスを通じて、従業員は時間や場所を選ばずに、医療や心理、キャリアに関する専門家に相談できる環境が提供されています。また、匿名での相談が可能であり、リスクなく自身の悩みを話せることから、心理的な安全性が確保され、従業員満足度のアップにつながることが期待されています。
ファミワンの成り立ちと今後のビジョン
ファミワンは2015年に設立され、現在までに数多くの企業や自治体に対して福利厚生サービスを提供してきました。大手企業や中小企業、その上に自治体への提供も行い、着実にその実績は広がっています。既に小田急電鉄やTBS厚生会といった著名な法人との連携があり、それに続く様々な場所での導入が進んでいます。
今後はさらに、各社のニーズに応じたカスタマイズ可能なセミナーや研修を通じ、従業員を支えるための知識の普及に注力していきます。また、より多くの法人がこの支援を利用できるよう、ファミワンは地域に根ざした活動を展開していく予定です。ファミワンの活動は、単なるビジネスを超えて、社会をより良いものにするための一助となることを目指しています。
お問い合わせ先
この取り組みに関する詳しい情報は、以下のリンクを参照してください:
ファミワンにおける健康経営の重要性が、今後ますます認識されていくことを期待しています。