生物多様性を守るためのMIDORI賞受賞者を発表!
公益財団法人イオン環境財団と生物多様性条約事務局(SCBD)は、2026年に開催される「The MIDORI Prize for Biodiversity」の受賞者を発表しました。
この賞は、生物多様性の保全や持続可能な社会の実現に顕著な貢献をした個人に贈られるもので、今年で第9回目を迎えます。授賞式は東京の帝国ホテルで行われ、国際的な環境保全の活動が一堂に会する重要な機会となります。
受賞者の紹介
今回の受賞者は、フィリピンのリサ・パグンタラン=マルテ氏とドイツのアレクサンドラ・ツィマーマン氏の二人です。
リサ・パグンタラン=マルテ(フィリピン)
リサ氏はフィリピン生物多様性保全財団のエグゼクティブディレクターとして、25年以上にわたりフィリピンの生物多様性保全に貢献してきました。彼女の取り組みの中には、「絶滅したと考えられていたフィリピンハダカコウモリ」の再発見や、ビサヤサイチョウなどの絶滅危惧種の調査と保全が含まれます。さらに地域の生物多様性戦略の実装を推進し、先住民族の権利や女性の参加を重視した持続可能な保全モデルの確立に寄与しています。
アレクサンドラ・ツィマーマン(ドイツ)
アレクサンドラ氏は国際自然保護連合の種の保存委員会の専門家グループの長として、世界中で人間と野生動物の共存を促進するための研究や政策を推進してきました。彼女は25年以上にわたり、野生生物と人間社会との対立解消のための国際的なネットワークの構築や、共存のための国際指針の策定に貢献しています。平和構築の知見を保全に活かすことにも尽力しています。
MIDORI賞とは何か?
このMIDORI賞は、2010年の生物多様性条約第10回締約国会議の機会に設立されました。この国際賞は生物多様性の保全に顕著な功績を上げた個人を表彰し、受賞者には10万USドルの支援金が授与されます。これまでに20カ国、21名の受賞者が選ばれてきました。
当財団は受賞者と協力し、植樹活動や環境フォーラムなどを東京やインドネシア、ベトナムなどで実施してきました。環境活動の拡大に向けて、今後も積極的に取り組んでいく予定です。
授賞式とフォーラム
日時
2026年8月27日(木)16:00〜17:30
会場
帝国ホテル東京2階「孔雀の間西」
主催・後援
今回のイベントは、公益財団法人イオン環境財団と生物多様性条約事務局が主催し、環境省及び外務省の後援を受けています。参加申し込みは公式サイトから可能です。
このように、MIDORI賞は未来の世代に美しい地球を引き継ぐための重要な一歩となります。生物多様性保全の活動は、私たちの生活も大きく変える可能性を秘めています。私たち一人一人が日々の生活の中で環境を意識し、地球を守るためにできることから始めていきましょう。