立命館小学校の実証研究
2013-12-20 13:00:04

デジタル教育革新の先駆け!立命館小学校で始まった実証研究

デジタル教育革新の先駆け!立命館小学校で始まった実証研究



近年、教育現場におけるIT化の進展が著しい中、大手教科書会社12社が共同で設立した「CoNETS(コネッツ)」は、立命館小学校とともにデジタル教科書の実証研究を開始しました。この研究は、教育環境のIT化を目的とし、児童生徒の学力向上と情報活用能力の育成を目指しています。具体的には、各児童に1台のタブレット端末を配布し、デジタル教科書や教材を活用することで実施されます。

教育環境のIT化



「CoNETS」は、2013年に発表された「世界最先端IT国家創造宣言」に基づき、教育現場におけるIT環境の整備を推進しています。この取り組みは、2010年代中に全ての児童生徒に対し1人1台の端末を配布し、デジタル教材を効果的に活用することを目指しており、これによって教育の質を向上させることを狙っています。

立命館小学校は、このIT化に向けて先進的な事例を体現しており、すでに1人1台のタブレットを導入しています。この学校では、特にICT(情報通信技術)の活用に力を入れており、教員や生徒がスムーズにデジタル環境を利用できるような取り組みが進められています。

立命館小学校の公開授業研究会



立命館小学校では、2014年1月25日に公開授業研究会を開催します。このイベントでは、11:00からの公開授業では3年生の理科、4年生の算数、5年生の社会が対象となります。さらに、14:30からは「CoNETS」によるワークショップが開かれ、指導者用デジタル教科書を活用した授業の連携が行われます。ワークショップでは国語、算数、地図帳(社会)を用いて教科間の統合教育が模索されます。

「CoNETS」の概要



「CoNETS」は、大手教科書会社12社とシステム会社1社から成るコンソーシアムで、2013年に設立されました。その目的は、次世代デジタル教科書の共通プラットフォームを開発し、教科や教科書会社による操作性の違いを解消し、多様な端末で利用できる体制を整えることです。このような共通プラットフォームの実現により、異なる教科や学年の間での新しい学びが生まれることが期待されています。

「CoNETS」は、教育現場の変革を目指し、教員や生徒、教科書の制作に関わる全ての人が未来の教育に向けて協力し合う場を提供しています。今後の研究と実証校の増加により、デジタル教科書の普及が進むことが期待されています。

お問い合わせ先



「CoNETS」に関する詳細は、公式サイトや各社に直接お問い合わせください。立命館小学校についても、公式ウェブサイトで最新情報を確認できます。教育の未来を切り拓くこの取り組みが、次世代の学びにどのような影響を与えるのか、今後も注目が集まります。

会社情報

会社名
CoNETS
住所
東京都品川区上大崎2−19−9
電話番号

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