熊本市電の新しいモバイルチケットシステム「QUICK TRIP」の導入
観光客にとって、便利な旅行体験を提供するために、さまざまな取り組みが行われています。その中でも、レシップ株式会社は、2025年4月1日から熊本市電に観光向けモバイルチケットシステム「QUICK TRIP」を導入することを発表しました。この進展は、外国人観光客にとっても利便性が高い特長を持つため、期待が寄せられています。
QUICK TRIPの概要
「QUICK TRIP」は、アプリをインストールする必要がなく、WEBブラウザから直接チケットを購入できるシステムです。このシステムは、6言語に対応しており、日本語、英語、中国語(簡体字および繁体字)、韓国語、ベトナム語、タイ語の表示に対応しています。このため、言語の壁を感じることなく、各国の旅行者が利用しやすい設計となっています。
さらに、利用者は購入したチケットをスマートフォン画面に表示し、係員に提示することで乗車ができるため、手軽に乗車券を利用できる点も魅力です。
販売開始日とチケットの詳細
「QUICK TRIP」によるチケットの販売は2025年4月1日から開始されます。販売されるチケットは、次の通りです。
- - 市電1日乗車券: 大人500円、小児250円
- - 市電24時間乗車券: 大人600円、小児300円
チケット購入は、
こちらのリンクからアクセス可能です。
クラウドシステム「LECIP CMP」
レシップ株式会社の「LECIP CMP(Content Management Platform)」は、チケットの登録や管理を行うためのクラウドシステムです。このプラットフォームでは、事業者が簡単にチケットを作成し、販売することができるだけでなく、QRコードを利用した利用認証が可能です。これにより、スムーズなチケット管理と迅速な販売が実現します。
「LECIP CMP」についての詳細は、
こちらの特設サイトをご確認ください。
まとめ
新たに導入される「QUICK TRIP」システムは、観光地を訪れる多くの外国人にとって、熊本市電の利用を容易にし、観光体験をより快適にすることが期待されています。インバウンド観光の促進にも寄与するこの取り組みに、今後の展開が注目されます。