株式会社ispace、ミッション2挑戦に向けた株主優待制度を発表
宇宙開発事業を手掛ける株式会社ispaceは、今冬に予定されている「HAKUTO-R」ミッション2の打上げを記念した新たな株主優待制度を導入することを発表しました。この取り組みは、株主の方々に日頃の感謝の気持ちを伝えつつ、宇宙事業への興味を深める絶好の機会となることを目指しています。
新たな株主優待制度の内容
この株主優待制度は、2024年9月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象にしたもので、保有株式数に応じて様々な特典が用意されています。
株主優待の内容について
1.
ミッション2関連イベントへの応募権
100株以上保有者には、特別ポストカードが送付され、打上げや着陸イベントなどのミッション2に関連したイベントに応募する権利が付与されます。
2.
RESILIENCEランダーのLEDアクリルスタンド
500株以上保有者には、ミッション2で打ち上げるRESILIENCEランダーをデザインしたLEDアクリルスタンドが送付される予定です。このスタンドはリモコン操作で背景色を変更でき、宇宙の雰囲気を楽しむことができます。
3.
特別写真の提供
1,000株以上保有者への特典として、ミッション2終了後にRESILIENCEランダーまたはTENACIOUSローバーの撮影した特別写真が贈呈されます。宇宙での特別な瞬間を捉えた貴重な1枚が株主・限られた方へ送られる予定です。
この取り組みは、単なる株主優待にとどまらず、宇宙への挑戦を共にする機会として特別な意義があります。ispaceは、株主と共にこの大きな挑戦を楽しむ姿勢を持って業務を進めていく考えです。
企業の未来と宇宙への取り組み
ispaceは、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」を進める中で、月面資源の開発を通じた新たな経済圏の構築を目指しています。未来の宇宙ビジネスの基盤を作るために、さまざまな挑戦を続けています。2022年にはミッション1として初の月面着陸を成功させ、2024年にはその成果を基にさらなる探査を行う計画です。
代表取締役の袴田武史氏は、「新たな株主優待制度を通じて、ispaceを支えてくださる株主への感謝を伝え、ミッション2への興奮を共に味わってほしい」と述べており、これからも宇宙事業の魅力を多くの人々に広める活動を続けていくとしています。
まとめ
ispaceが導入する新たな株主優待制度は、宇宙事業に興味を持つ多くの人々にとって変革の時を迎えています。今後のミッションとその成果を、株主と共に楽しむ機会を持つことで、より多くの人々に宇宙の魅力を伝えることが期待されます。