セイ・テクノロジーズが進化を遂げる
東京都文京区に本社を構えるセイ・テクノロジーズ株式会社は、自社の提供するサーバー設定仕様書自動生成サービス「SSD-assistance(通称:エスダ)」の新機能強化を発表しました。2025年8月より、Cisco Catalystシリーズへの対応が実現します。この変更は、業務のさらなる効率化を目指すものであり、具体的な利用者のニーズに応える形で進化を遂げています。
SSD-assistanceの革新
これまで、SSD-assistanceは、ネットワーク構築において重要な役割を果たしてきました。エンジニアやIT担当者は、複雑な設定情報を扱う中で、ルーチン業務の自動化や標準化を図ることが困難でしたが、SSD-assistanceを導入することで、ドキュメント作成の負荷を大幅に軽減することが可能となりました。自動生成される設定仕様書は、誰が作成しても均一な品質が保たれるため、属人化の問題も解消されます。これにより、高度な専門スキルを必要としていた業務の集中を防ぎ、チーム全体の効率的な業務遂行を支援します。
Catalystシリーズへの対応背景
多くのユーザーから寄せられていた要望には、「ネットワーク機器への対応」や「特定担当者への依存を解消したい」といった声が含まれていました。これを受けて、SSD-assistanceはCisco Catalystシリーズへの対応を決定しました。このシリーズには、長年利用されているCatalyst 2960シリーズ、および現行モデルのCatalyst 9200シリーズが含まれており、設定情報の解析を容易にします。
特に、異なる世代の機種が混在するネットワーク環境においても、SSD-assistanceは設定仕様書を一括で自動生成できるため、多様なニーズに応えることができます。この機能により、プロジェクト納品物の作成や障害発生時の迅速な対応が可能となります。
業務の効率化と標準化の推進
SSD-assistanceは、単に設定仕様書を生成するだけでなく、組織全体の業務フローの見直しにも寄与しています。IT業界では、ユーザー企業からの要望に応える形で、業務効率化に向けた取り組みが広がっています。特に、構成管理ツールとの連携が進んでいる中、SSD-assistanceもこれに対応することで、さらなる機能強化を図ります。
使いやすい設定仕様書自動生成
「Cisco Catalyst 設定仕様書」は、次の3ステップで簡単に生成できます。
- - ステップ1: 専用の情報採取ツールを使い、SSH経由でCatalystの設定情報を収集。
- - ステップ2: 収集した情報を設定仕様書生成ツールに読み込ませる。
- - ステップ3: 生成された設定仕様書は、そのままさまざまな用途で活用できる。
この設定仕様書は、編集可能なMicrosoft Excel形式で出力され、顧客への納品物として利用されるほか、社内チーム間の情報共有にも活用されます。
無料トライアルとウェビナーの開催
現在、セイ・テクノロジーズではCatalystシリーズ対応の最新バージョンをお試しいただける無料トライアルを提供中です。興味のある方は、ぜひ公式サイトからお申し込みください。また、業務標準化をテーマにした無料オンラインセミナーも開催予定です。この機会に、組織全体での業務改善に向けた第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。詳細情報は公式ウェブサイトで確認できます。
会社情報
セイ・テクノロジーズ株式会社は、サーバーシステムに特化したソリューションを提供しており、他にも自立分散型サーバー監視ソフトや高機能ジョブスケジューラーなどを展開しています。今後も、IT業界におけるクオリティの向上を目指し、技術支援を行っていく所存です。